1.日時 平成28年9月21日(水)15:00~17:00
2.場所 一般財団法人日本気象協会 第一・第二会議室
3.出席者(五十音順 敬称略)
- (委員)
- 秋元 肇、 板野 泰之、 井上 和也、 指宿 堯嗣、 浦野 紘平、
大原 利眞、 古関 恵一、 坂本 和彦、 紫竹 益吉、 星 純也、
向井 人史、 米原 洋一、 若松 伸司
(欠席者)
金谷 有剛 - (事務局)
- 環境省 水・大気環境局大気環境課 瀧口課長、伊藤課長補佐、船越課長補佐、
環境省 水・大気環境局総務課 須藤分析官
一般財団法人 日本気象協会
4.議題
(1)平成28年度の解析作業計画について
(2)光化学オキシダント調査検討会報告書の作成について
(3)その他
5.配付資料
- 資料1
- 平成28年度 光化学オキシダント調査検討内容について
- 資料2
- 平成28年度 光化学オキシダント調査検討会解析作業計画
- 資料3
- 光化学オキシダント調査検討会報告書の作成について
- 参考資料1
- 平成28年度光化学オキシダント調査検討会開催要綱及び委員名簿
- 参考資料2
- 平成27年度光化学オキシダント調査検討業務報告書_本編(抜粋版)
- 参考資料3
- 古関委員提出資料
6.議事内容 ※議論の詳細については議事録を参照されたい。
議題(1)平成28年度の解析作業計画について(資料1、資料2)
- VOCの人為起源からの排出単体寄与とVOC全体の中での寄与は区別するべきこと、報告書への人為起源排出削減効果の限界の記載について議論が行われた。
- NOタイトレーション効果の議論では(ΔO3-ΔPO)の大小だけでは不十分で、ΔPOそのものもあわせて評価することの重要性が議論された。
対応:今後の解析では、ΔPOも含めてタイトレーション効果の検討を行うこととした。 - 1時間最高値と前8時間平均値の対応関係を算出する際に、算出対象とする濃度域で関係性が異なる可能性について議論が行われた。
- 国内のNOx排出量削減の影響を解析した結果を、今後の対策立案にどのように役立てるのかについて議論が行われた。
議題(2)光化学オキシダント調査検討会報告書の作成について(資料3)
- VOC、NOx排出量削減について、個々のVOCの反応性も考慮した計算によるモデルの有効性やO3生成ポテンシャルの現状に近い解析の必要性が提言された。回答として昨年度行った固定発生源VOC排出量削減ケースへの言及がなされた。
対応:今年度については新たな計算は行わないことを事務局より説明した。 - 報告書の内容として課題と成果のバランスには注意する必要があること、今後も研究が継続することを考慮して今後に繋がってゆく報告書を作成すべきこと等が議論された。
- VOC削減効果の検討においてPM2.5も考慮する必要性と、今回の報告書における取り扱いについて議論が行われた
- 結果の評価や解釈に関する解析や作業部会による監修の重要性が議論され、次回検討会で提出される報告書案への要望が出された。
議題(3)その他
特段の発表、議論は無かった。
以上