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(旧厚生省情報)


平成9年10月17日
<照会先>
 厚生省生活衛生局水道環境部環境整備課
        担当課長 入江(内4041)
        担当補佐 坂川(内4044)
        担当係長 秦 (内4050)
    電 話 (代)03-3503-1711

ごみ焼却施設排ガス中のダイオキシン類濃度について

1.概要

 市町村の設置するごみ焼却施設に関するダイオキシン類濃度の報告の状況等について、5月末までの報告分を6月24日に公表したが、残りの152施設を調査し、以下のとおり取りまとめた。

(平成9年9月末現在)
 
(1)

5月末までの報告
(2)

6月~9月末の
追加報告分
(3)


((1)+(2))
(4)

未報告分
(5)
(参考)
全国の施設数
(5月末)
報 告 数 1495 54 1549 98 1641
80ng-TEQ/Nm3を超えた施設数 105 2 107
(注1) 5月末までの報告数は、前回発表(6/24)においては1496であったが、重複して報告された施設が1施設あったため、今回これを修正した。
(注2) (3)+(4)が(5)に一致しないが、これは(3)の1549施設のうちの6施設がすでに廃止されているためである。


2.80ng-TEQ/Nm3を超えた施設の対策状況

 80ng-TEQ/Nm3を超えた107施設については、現在までに休止11施設、廃止6施設の他、すべての施設について燃焼管理の適正化等何らかの対策を行っている。
 また、再測定を行ったところ、80ng-TEQ/Nm3以下になったことが確認された施設が65施設ある。
 休廃止の状況については以下のとおり。

  休 止 廃 止
既に実施 今後予定 既に実施 今後予定
施 設 数 11 13 12


3.ごみ焼却施設におけるダイオキシン対策に関する今後の対応

(1)ダイオキシン類の排出削減のため、本年8月に改正された廃棄物焼却施設に係る構造基準及び維持管理基準を踏まえ、指導を強化。

(2)ごみ焼却施設排ガス中のダイオキシン類濃度について再三の指導にも拘わらず、未報告の98施設のうち、未だサンプリングしていない54施設については、早急に測定するよう指導。

 

別紙1 施設別の排ガス中のダイオキシン類排出濃度一覧(報告分)

別紙2 施設別の排ガス中のダイオキシン類排出濃度一覧(未報告分

別紙3 80ng-TEQ/Nm3を超えた施設における休廃止状況