「こども環境教室」公益社団法人 富山県浄化槽協会

水環境保全への取組(現場取材&インタビュー)

公益社団法人 富山県浄化槽協会 青年部会長 上田 勝也さん

公益社団法人 富山県浄化槽協会 青年部会長 上田 勝也さん

出前講座でこどもたちに浄化槽をPR

(公社)富山県浄化槽協会では青年部会が中心となって、富山の水のすばらしさや水の大切さに関心をもってもらうために、小学4年生を対象とした「こども環境教室」を開催し、水環境保全の大切さやその中で浄化槽が担う役割についての出前講座を行っています。
今回、実際に「こども環境教室」の企画・運営に関わられている(公社)富山県浄化槽協会青年部会長の上田さんに、こどもたちを対象とした普及啓発活動を行うに至った経緯や活動内容についてお話を伺いました。

「こども環境教室」を行うようになった経緯

平成23年度は大人を対象としたシンポジウムを開催しましたが、すぐれた水環境を継続して保全していくためには将来を担っていく子供たちへの教育が重要であると青年部会が発案し、「こども環境教室」がスタートしました。
平成24年度に実施した「こども環境教室」は、県内5つの小学校で実施し、述べ205人の児童が参加しました。また、この講座が地元新聞に何回も取り上げられたこと等から「こども環境教室」の申し込みが寄せられるようになりました。

「こども環境教室」での学習内容

写真、「こども環境教室」

「こども環境教室」では、青年部会が製作したクイズ形式で学べる内容を取り入れたパワーポイント「きれいな水は当り前じゃない」を使って、汚水の浄化方法等について説明しているほか、浄化槽内の微生物の顕微鏡観察、ミニチュアモデルを用いた浄化槽の仕組みの学習等を行っています。