平成16年度廃棄物処理施設整備に対する国庫補助事業に関する事前評価結果(一般廃棄物処理施設整備事業第3回)
- 対象政策
静岡県ハイトラスト株式会社ほか20市町等が、国庫補助(廃棄物処理施設整備費国庫補助金)を受けて実施する一般廃棄物処理施設の整備事業であって、各事業の国庫補助対象額が10億円以上(見込み)であるもの21件(評価件数)を評価の対象とする。
- 概要
市町村等が実施する一般廃棄物処理施設の整備事業について、各事業の必要性、効率性及び有効性の観点から評価を行う。
ただし、事業の効率性については、各一部事務組合等が各事業に関して実施した費用対効果分析の結果を踏まえ、評価を行うものとする。
- 評価の観点
- ・必要性
- 現時点において施設の整備を必要とする理由、背景
- ・効率性
- 施設の整備及び運営に要する費用の妥当性(施設の整備及び運営に要する費用とこれに代替するその他の手法に係る費用との比較)
- ・有効性
- 施設の整備により期待される効果
- 費用対効果分析
一般廃棄物処理施設の整備事業について、施設の整備及び運営に要する経費を費用(Cost)、整備の結果得られる効果を便益(Benefit)とし、両者を貨幣化した上で、投資額に対してその効果がどの程度発現するかを定量的に比較分析を行う。
- 分析の対象期間
- 施設の整備期間及び運営期間(施設の耐用年数等を考慮して設定)の合計
- 費用の計測
- 施設の整備費用及び運営費用(施設の運用に係る電気・水道等料金、人件費、消耗品費、補修費等)の対象期間中の累計
- 総便益(効果)の計測
- 施設の整備及び運営を他の手法(ごみ処理の外部委託等)により代替した場合に必要となる費用の対象期間中の累計
- 国庫補助の内訳(補助事業件数23件)
- ・汚泥再生処理センター(3件)
- し尿、浄化槽汚泥を適正に処理するとともに、生ごみ等の有機性廃棄物を肥料
- ・し尿・浄化槽汚泥高度処理施設(3件)
- し尿、浄化槽汚泥を適正に陸上処理するため、高度処理を行う施設
- ・ごみ処理施設(7件)
- ごみを適正に焼却するための施設
- ・ごみ燃料化施設(1件)
- ごみを固形化燃料に処理するための施設
- ・リサイクルプラザ(4件)
- 容器包装廃棄物(ビン、缶、ペットボトル等)を分別、圧縮等することにより再商品化するための施設
- ・埋立処分地施設(4件)
- 廃棄物を適正に埋立処分するための施設
- ・不適正埋立処分地再生事業(1件)
- 不適正な構造の埋立処分地施設を現行の基準に適合させ、最終処分場として引き続き利用する事業。
- 評価内容
別紙「 廃棄物処理施設整備に対する国庫補助事業に関する事前評価結果(一般廃棄物処理施設整備事業)」のとおり。
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