環境技術実証モデル事業「小規模事業場向け有機性排水処理技術分野」における実証対象技術の選定について
平成16年度環境技術実証モデル事業「小規模事業場向け有機性排水処理技術分野」の実証機関である福島県では、実証対象技術を下記のとおり選定しましたので、お知らせします。
記
- 背景・経緯
環境技術実証モデル事業は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証する事業をモデル的に実施することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的とするものです。
福島県は、平成16年6月3日に環境省から平成16年度の「小規模事業場向け有機性排水処理技術分野」の実証機関として選定され、平成16年7月13日(火)から8月6日(金)まで実証対象技術の募集を行ったところ、3件の申請がありました。
- 実証対象技術の選定
福島県では、申請された技術について形式的要件や実証可能性を検討するとともに、福島県技術実証委員会において、技術の先進性や環境保全効果などの観点から検討を行い、さらに環境省と協議した結果、次の実証対象技術1件を選定しました。
○ 微生物共生材を使用した有機性排水の処理
環境技術開発者:常磐開発株式会社(福島県いわき市常磐湯本町辰ノ口1)
- 今後の予定
10月初旬には実証対象技術の実証試験計画を策定し、その後県環境センターが実証試験を実施し、来年3月に実証試験結果報告書をとりまとめ、環境省に報告後、公表する予定です。
(担当 水環境グループ 遠藤光義 電話024-521-7260 内線2819)
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