平成16年8月23日
環境管理課水環境グループ
担当 橋本、稲井(内線2866) |
環境技術実証モデル事業「小規模事業場向け有機性排水処理技術(厨房、食堂、食品工場関係)分野」における実証対象技術の選定について
- 選定
香川県が環境技術実証機関として実施する環境省の環境技術実証モデル事業「小規模事業場向け有機性排水処理技術分野」について、平成16年度の実証対象技術を2件選定しました。
今後、実証機関である香川県環境保健研究センターが9月より約6箇月間、水質検査等による実証試験を行い、技術の環境保全効果を評価します。
- 選定技術の概要
○ 平成16年6月28日(月)から7月12日(月)まで実証対象技術の募集を行ったところ、10件の申請がありました。
○ 平成16年8月5日に香川県小規模事業場負荷量削減あり方研究会の第1回技術実証部会(部会長:竹川薫香川大学農学部教授;非公開)で、技術の先進性や環境保全効果等を検討のうえ、実証対象技術2件を選定し、8月11日に環境省から承認を得ました。
【実証対象技術】
[1]環境技術開発者 |
[2]技術の概要 |
[3]実証試験実施場所 |
(株)クボタ
(兵庫県尼崎市) |
液中膜を利用した
活性汚泥方式の排水処理施設
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坂出市
(醤油工場) |
積水アクアシステム(株)
(大阪府大阪市) |
回転円板の微生物膜を利用した
接触酸化方式の排水処理施設 |
仲多度郡琴平町
(水産加工工場)
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注)詳細は別紙のとおり
- 実証試験
○ 実証機関
香川県環境保健研究センター
○ 実証期間
平成16年9月~平成17年2月
○ 実証内容
[1]処理前・処理後の水質と水量
[2]運転及び維持管理における薬品及び電力等使用量、騒音、臭気等
(参考)環境技術実証モデル事業
環境省では、平成15年度より環境技術実証モデル事業を開始しています。
この事業は、既に適用可能な段階でありながら、環境保全効果等について客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証する事業をモデル的に実施することにより、環境技術実証の手法・体系の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的とするものです。
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