平成16年度環境技術実証モデル事業 小規模事業場向け有機性排水処理技術分野における実証対象技術の選定について(お知らせ)
(同時資料提供 環境省) |
平成16年8月23日(月)
|
環境技術実証モデル事業 小規模事業場向け有機性排水処理技術分野の実証機関である大阪府では、平成16年度に実証試験を実施する実証対象技術を下記のとおり選定しましたので、お知らせします。
記
- 背景・経緯
環境技術実証モデル事業は、既に適用が可能な段階にありながら、環境保全効果等について客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証する事業をモデル的に実施することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、
環境保全と環境産業の発展を促進することを目的とするものです。大阪府は、平成16年6月3日に環境省から平成16年度の小規模事業場向け有機性排水処理技術分野の実証機関として選定され、平成16年7月5日から29日まで実証対象技術の募集を行ったところ、4件の申請がありました。
- 対象技術の選定
大阪府では、申請された技術について形式的要件や実証可能性を検討するとともに、平成16年8月4日に開催された大阪府技術実証委員会において、技術の先進性や環境保全効果などの観点からの検討を行い、選定した対象技術候補について環境省と協議した結果、次の技術が対象技術として承認されました。
○微生物製剤添加型ハイブリッド生物処理法
環境技術開発者:(株)エス・エル[大阪市福島区野田5-17-22]
○揺動床式生物処理法
環境技術開発者:デンセツ商事(株)[大阪市淀川区西中島3-3-4]
- 今後の予定
9月始めには対象技術毎の実証試験計画を策定し、9月以降に実証試験を順次実施し、来年2月末には試験結果報告書をとりまとめ、環境省に報告後、来年3月以降に環境省及び大阪府から公表する予定です。
報道発表本文に戻る