(参 考)


1 研究会の第1回会議

   日 時: 7月14日(水) 14:00〜
   場 所: (財)日本野鳥の会 鳥と緑の国際センター(WING)
         東京都日野市南平2−35−2
         電話 042−593−6871

2 背 景

・ 平成14年度から実施される新学習指導要領では、子どもたちの「生きる力」の育成を目指して、各学校が創意工夫を生かして、これまでの教科の枠を超えた学習などができる「総合的な学習の時間」が新設されること。
・ この「総合的な学習の時間」については、各学校において、例えば環境などの横断的・総合的な課題などについて学校の実態に応じた学習活動を行うものとされ、学習活動を行うにあたっては、自然体験など体験的な学習、問題解決的な学習を積極的に取り入れることとされていること。

・ このようなことから、今後多くの学校において、環境に関する自然体験的な学習に取り組むことが予測されるが、学習プログラムの開発や教員の指導方法等については未だ十分な準備がなされていない現状にあること。

3 研究開発の内容(案)

 1の研究会では、WINGなども活用しながら、環境学習の視点に立った「総合的な学習の時間のプログラム開発」をはじめ、今後の自然体験・自然観察学習の充実に資するために、次のような内容の自然体験プログラムを実施。

@「総合的な学習の時間」のための教員向け研修プログラムの開発
 新教育課程で新たに導入される「総合的な学習の時間」における環境教育のための学習プログラム例や教材を開発し、それらを用いた小・中学校教員向けの研修プログラムの実践・開発。
・WINGが設置されている多摩地域3〜4市町村の公立学校教員を対象に8月24日(火)〜26日(木)研修を実施予定。

A子ども自然体験学習活動の実践
 多摩丘陵地帯の自然環境を活用して、@で研修した教員の学習指導のもとに、上記市町村の公立学校の児童生徒を対象に自然体験・自然観察学習を実施。(秋に実施予定)

Bボランティア養成講座の開催
 多摩地域の公民館等を活用しつつ、ボランティア養成講座を開催し、自然体験・自然観察学習活動における指導員のボランティアとしての養成。(秋に実施予定)