1) | 対象技術 | |
エアコンディショナの空冷室外機へ水を噴霧すること等により、水が蒸発するときの潜熱を利用して冷却効果を高め、室外機から発生する顕熱を抑制する、パッケージエアコンディショナ(業務用エアコンディショナ)に後付での設置が可能な技術(機器等)。 | ||
※ | 実証試験は、定格冷房消費電力が5馬力(3.73kW)クラス、冷房COP2.5以上のエアコンディショナに実証対象機器を取り付けて実施します。 |
|
2) | 実証試験実施場所(予定) | |
(財)電気安全環境研究所 関西事業所 兵庫県尼崎市若王寺3-9-1 | ||
※ | 実証試験は、JISB8615-1(エアコンディショナ-第1部:直吹き形エアコンディショナとヒートポンプ-定格性能及び運転性能試験方法)に基づく電気冷房機の冷房能力測定業務を行っている上記事業所と連携して、同事業所の空気エンタルピー法測定装置などを使用して実施します。 |
[製品寸法及び重量] | ||
a. | 室内機 | |
寸法 : | 1000(W)×1000(D)×400(H)程度まで。 | |
重量 : | 100kg程度まで(ただし、天井吊り型)。床におく場合は、200kgまで | |
なお、特殊な形状の製品については、別途検討を必要とする場合があります。 | ||
b. | 室外機 | |
寸法 : | 1200(w)×350(D)×1300(H)程度まで。 | |
重量 : | 200kg程度まで | |
なお、特殊な形状の製品については、別途検討を必要とする場合があります。 | ||
[製品能力] | ||
5馬力程度まで。室外機の「上吹きだし」は原則として対応しておりません。 | ||
[その他] | ||
・ | 室外機の測定チャンバーへの取付けのため、取付けアングル等を準備いただくこともあります。 | |
・ | 実証試験に使用するエアコンディショナについては、申請者と実証機関との間で協議を行った上、最終的に決定するものとします。 | |
[上記条件についての問合せ先] | ||
(財)電気安全環境研究所 関西事業所(尾崎(主担当)、中西、肥後、伏見) | ||
TEL : 06-6491-0251(代表) FAX : 06-6498-5562 E-mail : ozaki@jet.or.jp |
||
1) | 申請方法 | ||
本事業に参加希望の企業は、下記の書類を各15部(正本1部、写し14部)ずつ提出願います。(下記6.の申請先まで必ず郵送にて申し込み下さい。) | |||
[1] | 実証申請書 | ||
・ | 別紙の実証申請書(様式指定)及び申請書に添付する書類(様式自由) | ||
[2] | 関係資料 | ||
・ | 実証試験で使用するエアコンディショナの仕様書、運転マニュアル及び希望する運転条件 | ||
・ | 実証対象となる顕熱抑制機器の大阪府内若しくは近隣府県での設置事例 | ||
・ | その他(必要に応じて追加して下さい。) |
||
2) | 申請の締め切り | ||
平成16年6月24日(木)必着 (郵送に限ります) |
|||
3) | 書類選考及び採用決定等について | ||
別紙申請様式にて申請していただいた後、書類選考及び技術実証委員会等での意見を踏まえ、総合的に判断した上で、対象となる技術を選定し、環境省の承認を得て決定します。なお、対象技術の選定は、実証試験要領に示されている形式的要件、実証可能性及び環境保全効果等の観点に照らして行います。 また、選定結果につきましては申請者に個別に通知するとともに、採用技術については公表することとしておりますが、選定経過については非公開とさせていただき、問い合わせにも応じられません。 |
|||
※実証試験結果の如何にかかわらず、実証試験の終了後には実証試験結果報告書を作成し環境省のホームページを通じて公表される予定です。