報道発表資料本文

御意見の概要 これに対する考え方

 低濃度のポリ塩化ビフェニルに汚染された絶縁油等を含むトランス等の処理等について
  •  国が中心となって対策を検討し、低濃度PCB汚染物について、高濃度PCB廃棄物とは別の新たな枠組を構築すべく法令の整備を行うこと。
  •  低濃度PCB汚染物について、PCB廃棄物として取り扱う範囲(入口基準)を明確化すること。
  •  低濃度PCB汚染物の簡易な測定法を認定すること。
  •  低濃度PCB汚染物の処理に当たっては、安価な処理方法を認定すること。
  •  低濃度PCB汚染物に関する原因究明の徹底を行うこと。
  •  低濃度PCB汚染物の処理費用を関係者が公平に負担するよう配慮すること。


→低濃度のポリ塩化ビフェニルに汚染された絶縁油を含むトランス等については、どのような経路によりこれらの機器にポリ塩化ビフェニルが混入したか等の原因が明らかになっていないことから、原因を早急に究明するとともに、ポリ塩化ビフェニルが混入したトランス等の量を明らかにし、その処理体制を整備することが必要です。
 このため、国の関係機関は、製造者等及び社団法人日本電機工業会、社団法人日本電線工業会等の関係団体の協力も得つつ、相互に連携して引き続き情報提供を行うこととしております。また、国の関係機関は、低濃度PCB汚染物対策検討委員会において、電気絶縁油のライフサイクルに関わる全ての関係者の協力を得て追加調査を行い、ポリ塩化ビフェニルが混入した原因の究明に努め、ポリ塩化ビフェニルが混入したトランス等を特定し、処理の基本的方向について検討することとしております。
 いただいた御意見については、今後、低濃度PCB汚染物対策検討委員会において検討するに当たって十分参考とさせていただきます。





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