1.事業の目的
身近にある樹木の二酸化炭素の吸収量等を調べ、大気を守る樹木の働き及びその大切さについて学ぶことを通じ、地球温暖化防止や大気環境保全への関心を高めることを目的とする。
2.実施期間 平成11年7月上旬 〜 平成11年9月30日(木)
3.参加対象 小学生及び中学生(小学生に限り保護者と一緒の参加も可能)
4.調査方法
平成11年度「こども葉っぱ判定士」事業パンフレットに従って、調査対象範囲を設定し、同範囲内の樹木による二酸化炭素の吸収量の算出や家庭から排出される二酸化炭素の量の算出等を行う。
5.実施手順
(1)パンフレットの配付
○環境庁は、平成11年度「こども葉っぱ判定士」事業パンフレットを作成し、都道府県・政令指定都市及び中核市(以下「都道府県等」という。)の担当部局(別表参照)へ配付する。
○都道府県は、政令指定都市及び中核市を除く管下市町村に対しパンフレットを配付する。
○都道府県及び市町村は、教育委員会、こどもエコクラブ事務局等の協力を得て、小・中学生に対し事業実施の周知((財)日本環境協会が実施する「こども葉っぱ判定士」事業壁新聞の募集を含む)を図るとともに、小・中学校、「こどもエコクラブ」の会員及び一般の参加希望者に対しパンフレットを配付する。
(2)調査の実施及び結果の報告
各参加者は、平成11年度「こども葉っぱ判定士」事業パンフレットに従って調査を行い、すべてのステップの調査結果をパンフレットの「結果報告用紙」を用いて、9月30日(木)(消印有効)までに環境庁へ報告する。
(3)大臣認定証の交付
(4)参加者のフォロー
○環境庁は、「こども葉っぱ判定士」事業への参加者名簿を作成し、都道府県等に送付する。
また、認定証の交付と併せ、参加者に「こどもエコクラブ」の入会案内・紹介先等の資料を送付する。
○都道府県等は、「こども葉っぱ判定士」事業参加者に対し、各種イベントの紹介を行うなど、各自治体における環境教育活動に参加者名簿を活用する。
(参考)平成11年度「こども葉っぱ判定士」事業壁新聞の募集
(財)日本環境協会では、環境庁が実施する「こども葉っぱ判定士」事業に併せ、グループ(小学生または中学生、計2名以上)を対象に、環境庁作成の「こども葉っぱ判定士」事業のパンフレットを参考に、更に工夫した調査を行い、その結果を紹介した壁新聞を募集する。期限までに、提出された作品のうち、その内容が優秀と認められるものを作成したグループの表彰を行う。
提出期限:平成11年9月30日(消印有効)
参加対象:小学生又は中学生、計2名以上のグループ
賞の種類:優秀賞(各部門1点)
・小学生部門(小学生のみ2名以上で構成されるグループ)
・中学生部門(中学生を含む2名以上で構成されるグループ)