報道発表資料本文

(別紙)

協議結果及び今後の取組 環境保護に関する日米合同企画調整委員会
東京、2004年1月14日
(仮訳)


  1. 2004年1月14日、東京において、環境保護に関する日米合同企画調整委員会第12回会合が開催された。会合では、日本側は小島敏郎環境省地球環境局長が、米国側はジェリー M クリフォード米国環境保護庁国際局次長が代表を務めた。

  2. 議事に先立ち、日本側は浜中裕徳環境省地球環境審議官が、米国側はスティーヴン・ジョンソン環境保護庁副長官代行が挨拶を行った。

  3. 今回会合においては、次の議題が承認された。
    (1)環境政策レビュー
    (2)国際政策とプログラム
    (3)化学物質

  4. 今回会合では、以下について合意された。
    (1) 日米両国は、内分泌攪乱化学物質に関する研究における協力を継続する。また、日米両国は、内分泌攪乱化学物質のスクリーニング及び試験方法の初期的な確認における二国間の協力を進めることに合意した。
    (2) 日米両国は、開発途上国、特に中国との協力において、互いに連携をとることができる分野を検討する。
    (3) 日米両国は、UNEP水銀プログラムの実施に協同して取り組む。
    (4) 日米両国は、水銀に関し、人への暴露に関するデータ及び健康影響に関する研究結果を共有することに合意した。
    (5) 日米両国は、モントリオール議定書の実施における協同の取組を継続することに合意した。
    (6) 日米両国は、例えば粒子状物質などの大気汚染、燃料電池技術の普及、東アジア酸性雨モニタリングネットワークに関する情報を交換することに合意した。


  5. 米国は、南アフリカのヨハネスブルグで発表された以下のWSSDイニシアティブへの日本の参加を正式に求めた。
    (a)清浄な燃料及び自動車に関するパートナーシップ
    (b)清浄な室内空気に関するパートナーシップ

  6. 次回会合は、米国において開催することで合意した。具体的な時期及び会合の議題は外交ルートを通じて調整される。



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