報道発表資料本文

 <参考>
  1. 平成14年度調査及び平成15年度第1回調査におけるジュゴンの確認状況
    (1) 平成14年度第1回目視調査結果
    平成14年9月19日(木)午前9時20分、金武岬(きんみさき)沖合い南南西およそ5キロメートル(金武湾中央部)で、北に向かって遊泳する成獣と考えられる2頭のジュゴンを確認(北緯26度23分47秒、東経127度57分09秒の海上。)。
     
    (2) 平成14年度第2回目視調査結果
    平成15年1月31日(金)午後3時9分頃、沖縄県名護市の大浦湾北部の安部崎(あぶざき)リーフ付近で、成獣と考えられる1頭のジュゴンを確認(北緯26度31分52秒、東経128度05分20秒の海上。)
     
    (3) 平成15年度第1回目視調査結果
    平成15年7月2日(水)午前10時39分頃、沖縄県名護市の東海岸、安部(あぶ)オール島南東1.5キロメートル付近で、成獣と考えられる1頭のジュゴンが南東に向かって遊泳するのを確認。(北緯26度31分14秒、東経128度06分5 3秒の海上。当該地点の最大水深は約50メートル。)
     
    平成15年7月2日(水)15時34分頃、沖縄県恩納村瀬良垣(せらがき)ビーチ北5キロメートル付近(名護湾)で、成獣と考えられるジュゴン2頭が、5~10メートルほど離れ、ともに西(沖)へ向かって水面近くに浮いているのを確認。(北緯26度32分44秒、東経127度51分39秒の海上。当該地点の最大水深は約320メートル。)
     
    平成15年7月3日(木)午前8時20分頃、沖縄県名護市の屋我地(やがじ)島東約3キロメートル付近で、成獣と考えられるジュゴン1頭が西(沖)を向いて水面近くに遊泳しているのを確認。(北緯26度39分49秒、東経128度04分06秒の海上。当該地点の最大水深は約15メートル。)なお、他ブロックを調査後、ほぼ同じ地点(北緯26度39分31秒、東経128度03分39秒。)で10時11分にも同一個体と思われるジュゴンを再度確認した。
     
    平成15年7月5日(土)午前9時52分頃、沖縄県金武町の金武湾中央部、キャンプハンセン南沖約3キロメートルで、成獣と考えられる1頭のジュゴンが北西を向いてカメと一緒に遊泳し、その後潜行したのを確認。(北緯26度24分46秒、東経127度55分14秒の海上。当該地点の最大水深は約15メートル。)

     
  2. 「ジュゴンと藻場の広域的調査」について
      ・ 本調査は、沖縄周辺海域に生息するジュゴンの全般的な保護方策の検討に必要な情報やデータを確保することを目的に、平成13年度から概ね3カ年の予定で実施しているものです。
     
    これまでの調査結果の概要については、環境省ホームページに掲載されています。



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