「環境保全上健全な水循環に関する基本認識及び施策の展開について」に関する意見の募集について
平成10年12月21日
中央環境審議会水質部会
中央環境審議会地盤沈下部会
- 水は基本的に「降水→土壌水→地下水→地表水(河川・湖沼)→海洋(→蒸発→降水)」という連続した流れ(水循環系)を形成しています。しかし、戦後の急速な都市化や森林、水田等の減少などにより地下水が涵養されにくくなったり、水が汚れてきたりして、自然の水循環系が損なわれ、次のような様々な障害が発生しています。
<障害の例>
- ・井戸や湧水が枯れてきた
- ・川の水が減ってきた
- ・川や湖が汚れてきた
- ・水辺の生き物や草木が減ってきた
- ・地盤が沈下した
- ・都市の気温が上がってきた
- ・都市で浸水がおこりやすくなってきた など
- このため、中央環境審議会の水質部会と地盤沈下部会は、環境保全上健全な水循環を回復することが必要であると考え審議を重ね、このたび、「環境保全上健全な水循環に関する基本認識及び施策の展開について」の中間まとめを公表しました。
そこで、この中間まとめについて、次の要領にしたがい、幅広く皆様の意見をお寄せ下さい。
- 現在あなたのお住まいの地域で、川や湖、地下水などの豊かな水環境が保たれている例や悪化した例がありますか。
- 1であげられた例に対して、地域でどのような取組がなされていますか。
- 今後健全な水循環を維持・回復するうえで行うべき対策のアイデアはありませんか。
- 水質、地盤沈下両部会でとりまとめた「環境保全上健全な水循環に関する基本認識及び施策の展開について」の中間まとめに対するご意見をお聞かせくだ さい。
- その他、自由にご意見をお聞かせください。
郵便、ファックス、電子メールによる一般意見の募集について |
- どなたでも結構ですので、上記の「 質問事項」に沿って 1月22日(金)までにご意見をお寄せください。
1 ご意見の出し方
- 郵便又はファックスの場合、A4、縦置き、横書きにて、氏名(水循環に 関する活動を行っている団体に所属している場合、その団体名も)住所、年 齢、職業、連絡先、ご意見(2枚程度)を記載した文書をお送りください。
なお、募集しましたご意見は公表する場合がありますので、匿名希望の方はその旨お書き添えください。
- 電子メールの場合、氏名(水循環に関する活動を行っている団体に所属し ている場合、その団体名も)、住所、年齢、職業、連絡先、ご意見を40文字 ×60行以内程度でお送りください。(添付ファイルによるご意見等の送付は ご遠慮ください。)
2 あて先
中央環境審議会地盤沈下部会事務局
〒100-8975 東京都千代田区霞ヶ関 1-2-2
TEL:03-3581-3351(内線:6674)
FAX:03-3593-1438
E-MAIL: mizuj@eanet.go.jp
|
以下の方法により入手できます。
環境庁ホームページ
EICホームページ