事 業 概 要
  1. 事業位置:沖縄県島尻郡豊見城村字与根の地先公有水面(沖縄本島南部の西海岸)
     
  2. 目 的:
     (1) 沖縄県の産業振興の一環としての「第3次沖縄振興計画」(沖縄開発庁、平成4年9月策定)に基づく臨空港型産業地域の形成
     (2) 沖縄中南部都市圏の拡大、豊見城村都市開発整備の推進のための住宅用地の確保
     (3) 豊見城村市街地整備推進のための、工場・事業場等の移転用地の確保
     (4) 広域道路網(国道331号線バイパス)の整備
     
  3. 出願者:沖縄県土地開発公社、代表者:理事長 比嘉 秀雄
     
  4. 埋立面積:約160.5ha
     
  5. 土地利用計画
     
    用     途 面積(ha) 構成(%) 備     考
    1臨空港型産業用地 35.9 22.4 運輸関連、加工組立製造業等
    2都市開発関連用地 25.0 15.6 住工混在地域における工場移転等
    3住宅・学校等用地 43.7 27.2 低・中層住宅、学校、近隣公園等
    4商業施設用地 3.2 2.0 近隣商業用地
    5地区公園・緑地用地 21.4 13.3 地区公園、海浜緑地、護岸緑地等
    6道路用地 21.9 13.6 国道331号バイパス、地区内道路
    7下水処理施設用地 2.0 1.2 生活排水、工場排水の処理
    8護岸用地 7.4 4.6 外周護岸等
    合    計 160.5 100  

      

  6. 埋立用材
     
    用    途 土量(万m3) 構成(%) 採 取 場 所
    1浚渫土砂(流用) 107.5 16.9 航路・泊地・水路の浚渫
    2浚渫土砂(公共残土) 80.0 12.6 那覇港那覇ふ頭地区の浚渫
    3掘削土砂(流用) 3.0 0.5 事業計画地の内海部の掘削
    6海 砂(購入) 438.5 68.9 渡嘉敷村沖(チービシ沖)
    7山 土(購入) 7.7 1.2 玉城村字垣花(土砂採取場)
    合     計 636.6 100  

      

  7. 工 期:工事着手より6年間
     
  8. これまでの主な手続きの経緯
    平成7年11月14日
      〜8年4月18日
     
     閣議決定要綱に基づき環境影響評価を実施
    平成8年3月19日  公有水面埋立免許の出願(対埋立免許権者(沖縄県知事))
     
    平成8年11月13日  公有水面埋立免許の認可申請(対建設大臣)
     
    平成9年2月6日  建設大臣より公有水面埋立法に基づき環境庁長官へ意見照会
     
  9. その他(関係法令)
    (1) 埋立てを行おうとする者は、都道府県知事(港湾区域内は港湾管理者の長)の免許(国が行う場合は承認)を受けることとなっている。
    【公有水面埋立法第2条、第42条】
     
    (2) 都道府県知事が、埋立区域の面積が50haを超える埋立て及び重要な港湾における埋立て等の免許(承認)を行う場合は、主務大臣(港湾区域内は運輸大臣、その他は建設大臣)の認可を受けることとなっている。
    【公有水面埋立法第47条第1項、同法施行令第32条】
     
    (3) 埋立区域の面積が50haを超える埋立て及び環境保全上特別の配慮を要する埋立てについては、主務大臣が認可を行う場合に環境庁長官の意見を求めることとなっている。
      【公有水面埋立法第47条第2項、同法施行令第32条ノ2】