参考資料1

ペットボトルの再生繊維の制服等への活用について



平成10年12月18日(金)
閣僚懇談会における環境庁長官の談話の要旨

1 本日の率先実行計画の実施状況に関する報告に関連いたしまして、ペットボトルの再生繊維の制服や事務服への活用についてお願いしたいと存じます。

2 この件に関しましては、一部の省庁において既に検討が行われておりますが、民間や地方公共団体に比べても大幅に立ち遅れている現状であります。
 ペットボトルから再生されたポリエステルにつきましては品質や価格等の面でもほとんど問題はなく、現在ポリエステルを使用している制服等であれば再生ポリエステルを導入しても特段の支障はないと考えます。

3 環境庁においても、既に一部の作業服には導入しておりますが、 このたび、国立公園管理官の制服についても試験的に導入することとしたところであり、引き続き積極的に対応してまいりたいと考えております。

4 今後、ペットボトルのリサイクルを一層推進していくためには、政府自らが率先してその再生繊維を使用することにより需要面からこれを支援することが非常に有効でありますので、特に制服等を着用する職員の多い省庁や制服着用者の多い地方行政を所管する省庁等におかれましては、是非とも御協力いただきますよう強くお願い申しあげます。