(参考)教材の概要

 
(1) エコプラントゲーム
[1] ねらい
   模擬工場経営を通じ、生産と環境対策のバランスや環境問題への関心を高める。
[2] 形態・対象・所要時間
 
 形態 カードを用いた戦略思考型ゲーム
 対象 小学校高学年・中学生、5〜6チーム(1キットで1クラス分)
 所要時間 ゲーム中6ヶ月で約1時間、1年間で約2時間
[3] 概要
   プレイヤーは1ヶ月ごとに、100万円を環境対策と生産活動に振り分けて工場を経営します。環境対策が少ないと公害が発生し、対策を講じていない工場ほど負担が生じます。毎月の資金の振り分け方によってもうけが発生しますが、毎月、イベントカード(消費者に支持された、製品がヒットした等)を引くため、イベントによりもうけは変わります。
 
(2) コレクター
[1] ねらい
   化学物質と、身の回りにある製品との関係を理解したり、興味を持たせる。
[2] 形態・対象・所要時間
 
 形態 すごろく、パズルの融合型
 対象 小中学生、5〜6人
 所要時間 通常版(50分)、簡略版(30分)
[3] 概要
   プレイヤーは、すごろくのマス目にある材料を集め製品を完成させて行きます。材料と製品はパズルになっており、パズルを完成すると製品ができあがります。製品を作るごとにポイントがもらえます。合計が500ポイント以上であがりとなります。
 
(3) つくろうポンポコ理想郷
[1] ねらい
   童話調の世界で、(化学物質の使用による)リスクの感覚を学ばせる。
[2] 形態・対象・所要時間
 
 形態 環境省ホームページ上で遊べるシミュレーションゲーム
 対象 小中学生、1人
 所要時間 数分
[3] 概要
   プレイヤーは主人公のたぬきとなり、天狗やかっぱと共に村を作り上げていきます。天狗にお願いしたり、かっぱに貢物をすると村が潤っていきます。天狗にお願いすることが化学物質の使用であり、かっぱが自然環境であることを暗示しており、天狗とかっぱとの付き合い方(バランス)がポイントとなります。