(参考)

  1. 環境白書の公表
     
     環境基本法第12条に基づき、平成14年版環境白書(「平成13年度環境の状況に関する年次報告」及び「平成14年度において講じようとする環境の保全に関する施策」)が、5月24日(金)に閣議決定され、国会提出及び公表されました。
     
  2. 環境白書の概要
     
     今回の白書は、「動き始めた持続可能な社会づくり」というテーマでまとめられています。
     持続可能な社会づくりのためには、社会経済システムと自然環境の2つの健全な
    循環が必要であること、経済成長を上回る環境効率性の向上が必要であることを指摘するとともに、様々な主体の取組を紹介しています。
     次いで、今日の大量生産・大量消費・大量廃棄型の社会経済システムの見直しを視野に入れた対策を早急に講じる必要があること、また、そうした対策は長期的には経済にプラスになり得るとともに、わが国の国際社会に対する貢献策となることを明らかにし、社会全体の構造改革に取り組む今こそ、持続可能な社会経済システムへと変革する機会であることを示しています。
     
  3. 6月7日に開催した環境白書・循環型社会白書を読む会の結果について
     
     各白書について、総説の内容を中心に、執筆担当者から説明し、その後、参加者からの質疑と意見交換を行いました。市民、企業、NPO、学生、自治体等各方面からの参加があり、各回とも定員を超える申込がありました。
     
    日  時 6月7日(金)  第1回 10時〜12時  第2回 15時〜17時
    第3回 18時〜20時
    参加者数 第1回 58名 第2回 68名 第3回 65名
    場  所 環境パートナーシップオフィスB2会議室
    (東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2)
    共  催 グリーン購入ネットワーク(GPN)