(参考1)

 不法投棄防止及び原状回復に関する懇談会の開催について


  1. 趣旨
     

     不法投棄対策に関しては、数次にわたる廃棄物処理法改正で規制を強化し、措置命令、代執行による原状回復制度が整備されるとともに、産業廃棄物適正処理推進センター制度が創設され、代執行を行う都道府県等に対する支援が行われている。
     平成12年改正法は本年4月に全面施行されたところであり、今後、その厳格な運用に努めていく必要があるが、ここ数年の不法投棄量は横ばい状況にあり、過去の不法投棄案件なども未だ数多く残されており、第151国会の総理大臣所信表明演説、総合規制改革会議の中間取りまとめ、21世紀『環の国』づくり会議の報告書において、不法投棄防止対策や不法投棄跡地等の原状回復・環境修復への取り組みについての必要性が指摘されている。また、産業廃棄物適正処理推進センター制度についても、基金が円滑に造成されていないなどの課題がある。
     こうしたことから、不法投棄防止の徹底方策、原状回復制度の課題と促進方策のあり方等について、施策に反映させるための議論を行う場として、廃棄物・リサイクル対策部長が主催する懇談会を開催する。
     
     
  2. 会議の検討事項
     

    (1)不法投棄の未然防止・拡大防止方策について
    (2)原状回復の促進方策について
    (3)過去の不法投棄等への取り組みについて
     
     
  3. 検討スケジュール
     

     平成14年度1月に第1回懇談会を開催し、以降おおむね2か月に1回の頻度で平成14年夏頃までに4回程度開催する。