内分泌撹乱化学物質問題に関する国際シンポジウムプログラムの概要内分泌撹乱化学物質問題に関する国際シンポジウムプログラムの概要
9:50~ 特別講演:OECDの内分泌攪乱化学物質問題への取組 Robert Visser課長(OECD) 10:30~ 第1部:スクリーニング・作用メカニズム 内分泌攪乱化学物質の細胞内作用メカニズムの研究、OECDや米国を中心に 進められているスクリーニング手法の開発状況について最新の動向を説明い ただく。 12:40~ 昼食 14:00~ 第2部:人への影響 内分泌攪乱化学物質によるヒトへの影響として、精子数の減少、子宮内膜 症、乳がん、精巣がんなどの増加、男女の出生比の変化、さらには神経系や 免疫系への影響等が報告されている。また、人体試料を用いた体内蓄積濃度 の調査も進められており、これらの調査研究についての最新の動向を説明い ただく。 18:00 シンポジウム第1日目終了
森田昌敏(国立環境研究所) 9:30~ 第3部:野生動物への影響 近年、魚類、両生類、は虫類、鳥類、哺乳類などさまざまな動物種に、繁 殖率の低下や奇形の多発、などの現象がみられており、内分泌攪乱化学物質 との関連が議論されている。第3部では、内分泌撹乱化学物質の野生動物へ の影響についての最新の動向を説明いただく。 12:25~ 昼食 (日本内分泌撹乱化学物質学会ポスター発表) 14:30~ 第4部:毒性・リスク評価 内分泌攪乱化学物質の中には、かなり低濃度で影響を及ぼす可能性のある 物質、量反応関係が成立しない物質が存在すると考えられており、新しい毒 性概念、リスク評価手法の確立が求められている。第4部では、内分泌攪乱 化学物質の毒性、リスク評価について最新の動向を説明いただく。 16:45~ 総合討論 2日間の議論をふまえ様々な観点から総合討論を実施する。 18:00 シンポジウム第2日目終了
9:45~ 第1部:内分泌攪乱化学物質って何だろう 内分泌攪乱化学物質問題について、11日、12日のセミナ-をふまえ、 第一線の研究者からわかりやすく説明いただく。 12:15~ 昼食 13:30~ 第2部:行政機関・関係機関の取組 各界から、本問題への取組について紹介いただく 15:15~15:30 休憩 15:30~ 第3部 総合パネルディスカッション 研究者、業界、NGO、ジャーナリズムなどが一同に会し、内分泌攪乱化 学物質問題の解決に向けた建設的で具体的な対論をしていただく。 17:00 閉会の挨拶:澤宏紀環境保健部長 |