データブックの特徴について



「OA・印刷用紙編(1998年版)」

掲載商品数は412商品に倍増 (97年版は204商品)
※412商品の内訳は、
・ 非途工用紙:65商品     ・微途工用紙:39商品
・ PPC用紙(コピー用紙):81商品  その他227商品

古紙配合率100%の商品が、9商品 → 68商品 に大幅増加
 古紙配合率70%以上の商品は、約半数の46%(189商品)

● 例えばPPC用紙(コピ-用紙)においては、
  古紙配合率100%の商品が、3商品 → 20商品 に急増
  そのうち(古紙配合率100%でかつ)白色度70%前後の商品は8割(16商品)

● 掲載メーカー数:44社(前回43社) 〜アイウエオ順に記載〜
アジア・パルプ・アンド・ペーパー・ジャパン(株)、アピカ(株)、 (株)NBSリコー、(株)エム・シー・ピー、王子製紙(株)、紀州製紙(株)、 キヤノン販売(株)、コクヨ(株)、コニカビジネスマシン(株)、桜井 (株)、 三洋電機情報機器(株)、シャープ(株)、新富士製紙(株)、大永紙通商(株)、 大王製紙(株)、大昭和製紙(株)、(株)竹尾、トキワ、中部リサイクル運動市 民の会、ティー・アイ・イーサプライ(株)、東海パルプ(株)、東京製紙(株)、 特種製紙(株)、トッパンフォームズ(株)、日本電気フィールドサービス(株)、 日本加工製紙(株)、日本製紙(株)、(株)パイロット、富士ゼロックスオフィス サプライ(株)、プラス(株)、平和紙業(株)、ホリイ(株)、松下電送システム(株) 、三田工業(株)、三菱製紙(株)、ミノルタ販売(株)、宮島商事(株)、ライオン事務 器(株)、理想科学工業(株)、リンテック(株)、アルジョウィギンス(海外)、   J.Lダーリング(海外)、フォビーニ(海外)、ホーデンアンドライリー(海外)


「コピー機、レーザープリンター、レーザーファクシミリ、及びその複合機編」

(1998年版)

[全体の概要]
掲載商品数は40%増の410商品(97年版は294商品)
※ 410商品の内訳は、
<コピー機等:272商品>
・ コピー機:190商品      ・コピー、プリンター複合機:15商品
・ コピー、FAX複合機:33商品  ・コピー、プリンター、FAX複合機:34商品
   <レーザープリンター等:138商品>
・ レーザープリンター:100商品    ・レーザーファクシミリ:22商品
・ レーザープリンター、レーザーファクシミリ複合機:16商品

● 掲載メーカー数:20社(前回17社) 〜アイウエオ順に記載〜
(株)沖データ、カシオ電子工業(株)、キヤノン(株)、京セラ(株)、コニカ(株)、 三洋電機(株)、シャープ(株)、セイコーエプソン(株)、(株)テック、(株)東芝、 日本電気(株)、日本ヒューレット・パッカード(株)、富士ゼロックス(株)、 富士通(株)、ブラザー工業(株)、(株)日立製作所、松下電送システム(株)、 三田工業(株)、ミノルタ(株)、(株)リコー


[コピー機等]
コピー機においては国際エネルギースター適合商品が77%(147/190商 品)
                         ※97年版は66%(101/153商品)
55%(104商品)が、97年7月からの厳しい新基準に適合 (デジタル複合機除く)
再生プラスチック使用商品が、29商品(14%) → 147商品(54%) に拡大


[レーザープリンター・レーザーファクシミリ等]
国際エネルギースター適合商品が88%(121/138商品) ※97年版は67%(55/82)




参考1:GPN発行のデータブックについて  GPNでは、商品を購入する際に、環境面で考慮すべき観点を商品毎にまとめた「購入ガイドライン」を制定しております。また実際の購入においては、各メーカーの商品を環境面から比較して選べるように、購入ガイドラインに沿って商品の環境情報をまとめた「商品選択のための環境データブック」を発行しています。
 今回発行した「OA・印刷用紙編(1998年版)」「コピー機、レーザープリンター、レーザーファクシミリ、及びその複合機編(1998年版)」は、昨年6月に発行した各々の、1997年版に続く改訂版になります。その他には「トイレットペーパー、ティッシュペーパー編(1998年6月発行)」「パソコン編(1998年6月発行)」「冷蔵庫編(1998年8月発行)」があります。  さらに今年の12月には「文具・事務用品編」「洗濯機編」「照明編」、来年の5〜6月頃には「自動車編」「エアコン編」「オフィス家具編」を発行する予定です(下記の表をご参照下さい)。
 なお、データブックと同じ情報をGPNホームページ上の『商品選択のための環境データベース』でも公開していますのでご活用下さい。(URL http://www.wnn.or.jp/wnn-eco/gpn/)

<購入ガイドライン/「商品選択のための環境データブック」の発行実績と今後の予定 >

商品分野 購入ガイドライン環境データブック
「OA印刷用紙」「コピー機・プリンタ・ファクシミリ」96年11月制定97年6月 第1版発行
98年10月 第2版発行予定
「パソコン」「衛生用紙」97年11月制定98年6月 第1版発行
「冷蔵庫」98年2月制定98年8月第1版発行
「文具・事務用品」「洗濯機」「照明」98年8月制定 98年12月 第1版発行予定
「自動車」「エアコン」「オフィス家具」98年6月 策定開始 99年5-6月 第1版発行見込
「テレビ」「衣料品」 他99年春
策定開始予定
2000年 第1版発行見込

インターネット・ホームページ上にもデータブックと同じ情報を公開。




参考{2}:GPNの概要について

 グリーン購入ネットワークは、わが国におけるグリーン購入の取り組みを促進するために1996年2月に設立された企業・行政・消費者の緩やかなネットワークです。当初、73団体でスタートしましたが、1998年9月末現在1600団体を超えています(下図参照)。  主な活動を記載しますのでご参照下さい。
グリーン購入基本原則の策定
 グリーン購入に取り組もうとするさまざまな人や組織の役に立つよう、あらゆる商品に共通するグリーン購入の基本的な考え方をまとめています。

購入ガイドラインの策定
 基本原則にもとづいて、具体的な商品を購入する際に環境面で考慮すべき観点をリストアップし、商品ごとのガイドラインとして策定しています。

環境データブックの発行
 実際の購入に当たって各メーカーの商品を環境面から比較して選べるように、購入ガイドラインに沿って商品の環境情報を収集し、冊子にまとめて提供しています。

研究会の開催
 取り組み事例の紹介、購入ガイドラインの背景情報の提供、グリーン購入の周辺情報の提供等、グリーン購入に役立つ様々な情報を提供するために研究会を年数回開催しています。

優れた取り組みの表彰
 グリーン購入の優れた取り組みを公募し、特に優れた数団体を毎年選んで表彰しています。

アンケート調査の実施
 グリーン購入の取り組み・普及状況を毎年アンケート調査によって把握し、その進捗状況を社会的にアピールするとともに、ネットワークの活動に役立てています。

ニュースレターの発行
ネットワークの活動状況、会員の取り組み、関連する国内外の情報などを掲載したニュースレターを季刊で発行しています。