(参考1)

長距離自然歩道の概要について

目的

 長距離自然歩道は、国土を縦断、横断又は循環し、複数の都府県にまたがる歩道で、多くの人々が四季を通じて手軽に楽しくかつ安全に国土のすぐれた風景地等を歩くことにより、沿線の豊かな自然環境や自然景観、さらには歴史や文化に触れ、国土や風土を再認識し、合わせて自然保護に対する意識を高めることを目的としている。
 これまで昭和45年度の東海自然歩道以降、九州、中国、四国、首都圏、東北、中部北陸と順次整備を進めてきており、今回決定する近畿自然歩道を加えると、全国の長距離自然歩道の計画総延長距離は約2万1千kmに及ぶこととなる。


事業主体

 計画主体:環境庁
 整備主体:関係各都道府県
 管理運営:  〃


補助制度

自然公園等整備費による国庫補助
(1) 補助率
(1) 国立・国定公園内は、1/2 (法律補助:自然公園法第26条)
(2) 国立・国定公園外は、1/3 (予算補助:自然公園等整備費国庫補助金交付要綱第2-3)
(2) 補助対象施設
歩道とそれに付帯する路傍休憩地や標識類など


長距離自然歩道の概要
名  称 整備期間 関係都道府県 路線延長(Km) 年間利用者数(H6)
東海自然歩道
九州自然歩道
中国自然歩道
四国自然歩道
首都圏自然歩道
東北自然歩道
中部北陸自然歩道
近畿自然歩道
昭和45〜49年度
   50〜55
   52〜57
   56〜平成元
   57〜63
平成2〜8
   7〜12
   9〜13
1都2府8県
7県
5県
4県
1都6県
6県
8県
2府7県
1,697
2,587
2,072
1,637
1,665
4,374
4,029
3,258
735万人
763万人
220万人
412万人
696万人
741万人

合  計 21,319