(別添2) |
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対象施設の生産物質とその製法について |
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1 | 硫酸カリウム |
硫酸カリウムは、塩化カリウム(KCl)と濃硫酸(H2SO4)を原料として、反応により製造され、主に化学肥料の原料として使われます。 |
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2 | クロロベンゼン又はジクロロベンゼン |
クロロベンゼン類は、ベンゼンを鉄触媒等の存在下で塩素化して製造され、染料中間物、農薬、医薬品、香料、溶剤等様々な用途で利用されています。 |
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3 | カプロラクタム |
カプロラクタム(C6H11NO)は、ナイロン6の中間原料であり、その製法は複数存在します。 今回、特定施設に追加予定施設は、シクロヘキサン光ニトロソ化法を用いてカプロラクタムを製造する施設であり、主原料のシクロヘキサン(C6H12)に塩化ニトロシル(NOCl)を光反応させシクロヘキサノンオキシム塩酸塩を製造し、次いでシクロヘキサノンオキシム塩酸塩と発煙硫酸からカプロラクタムを製造するものです。 |