(参考2)
 
モントリオール議定書第11回締約国会合 決定XI/16.
非5条国におけるCFC管理戦略(仮訳)

 
 

1.〜4. (略)
 
5.  各非5条国に対し、回収、リサイクル、処理及び使用の全廃のオプションを含むCFC管理戦略を策定し、2001年7月までにオゾン事務局に提出することを要求する。そのような戦略の準備に当たって、技術的及び経済的実現可能性を考慮しつつ、締約国は以下のオプションを検討すべきである。
 
(a) 既存あるいは稼働していない製品及び設備からCFCを回収、適当な場合は破壊すること
(b) CFCで機能する冷蔵・空調設備への補充及び/又は使用の禁止の目標日時を設定すること
(c) 回収したCFCについて、環境面から安全で効率的な保管、管理及び最終処分が行われる適切な方策を保証すること
(d) オゾン層及び他の環境問題へのインパクトを考慮しつつ、環境及び健康問題の面から受け入れ可能なCFC代替物の使用及び置換を奨励すること
 

(注) 非5条国とは、モントリオール議定書第5条(「開発途上国の特別な事情」)が適用されない先進国の締約国(日本を含む。)のこと。