(参考) 会議報告(案)[セッション3:気候変動問題関係部分]

 

36.気候変動枠組条約は、1992年に採択された。1995年にベルリンで開かれた第1回締約国会議において、先進国の約束は条約の究極の目的を達成するためには不適切であると合意された。ベルリンマンデートに基づく交渉は、1997年12月に結論を出し、京都における第3回締約国会議では京都議定書が満場一致で採択された。この新たな法的文書は、法的拘束カのある排出抑制削減目標を導入し、また、クリーン開発メカニズムや共同実施、排出量取引等様々な柔軟性を確保するための措置を含む。この議定書には、第4回締約国会議までにさらに詰められるべき多〈の複雑な要素が含まれている。

 

37.我々は、第3回締約国会議の成果について全般的に評価し、新たな議定書の鍵となる要素について討議した。