平成12年度地球温暖化防止活動大臣表彰受賞者


低公害車部門

受賞者功績
(株)神戸エコカー民間企業40社の出資により平成10年に低公害車専門のレンタカー事業を開始。
現在、53台の低公害車(電気40台、天然ガス9台、ハイブリッド4台)及び充電施設24カ所、60基を所有し、地域住民、観光客への利用に供し、地球温暖化防止の普及活動を実施。

 

リサイクル部門

受賞者功績
埼玉県川口市全国に波及した資源ゴミの自主分別回収(川口方式)を昭和53年から実践し、その範囲は、びん、缶に止まらず紙パック、ペットボトル、粗大・家電ゴミと拡大し、ゴミの減量化を実践。
また、フロンガス回収や市焼却場からの売電等の幅広い活動を長年にわたり実施。
サッポロビール
(株)埼玉工場
工場内から発生する副産物、廃棄物について、100%再資源化を平成10年に達成。さらに、電気・熱供給システムのコジェネを導入・運用し、エネルギーの効率化を目指している。
富士写真フイルム
(株)足柄工場
レンズ付フィルムの発売を契機として、部品のユニット化・共通化、材料統一、設備適正を設計段階から実施し、循環型のシステムを構築・整備することで、部品のリユース率を90%まで向上させた。
今後、製造工程から発生するロス原料の再使用化等を実施し、ゼロエミッション工場を目指す。
神奈川県牛乳パックの再利用をすすめる連絡会県内230カ所の拠点単位で牛乳パックを回収(月11トン)するとともに、地域との連携強化のための「環境にやさしいリサイクル教室」などを開催するなど県内全域で活動を展開。
環境にやさしい商品評価委員会兵庫県連合婦人会、兵庫県消費者団体連絡協議会、神戸市消費者協会が中心となり委員会を設立し、環境にやさしい商品を評価したガイドブックを作成、推奨するとともに、自らリサイクル活動に積極的な事業者を表彰するなど多面的な活動を展開。
滋賀県愛東町缶・びん分別回収、廃食用油回収など「あいとうリサイクルシステム」の実践。
さらに、休耕田を活用して、菜の花栽培~油の生産~廃食用油の回収~軽油代替燃料、石鹸を製造する「菜の花エコ・プロジェクト」を平成10年から展開。

 

環境教育普及啓発部門

受賞者功績
(財)くまもと緑の財団
(熊本県環境センター)
同センター内に太陽光・風力発電装置等を設置したエコロジーハウスを設置するばかりか環境セミナー開催等を実施し、来館者に環境教育・体験の場を提供。

 

地球温暖化防止実践活動部門

受賞者功績
佐賀県江北町商工会
ゼロエミッション推進計画事業委員会
住民、事業者、行政が一体となり、地域から出る生ゴミの分別回収、堆肥化及び堆肥の有機栽培への活用を研究、独自の流通システムを実践し、資源循環型地域づくりを目指している。
ソフトエネルギープロジェクト(横浜市)太陽光発電の利用普及を目指し、小・中・高・大学生を対象にした環境教育を積極的に展開。
また、市民への募金活動を行い、市民共同発電所1号機を幼稚園に設置(本年4月)。今後も地域の保育園などに順次設置するとともに、太陽光発電の利用普及活動を展開。
豊田市買物袋持参運動(エコライフ)推進協議会買物袋持参運動を市民運動として展開し、事業者、行政に呼びかけ、エコストア宣言制度、買物袋持参共通シール制度、牛乳パックリサイクルティシュの企画・販売など、地域においてライフスタイル見直しに向けた実践活動を展開。
エコ産業プロジェクト研究会(山形県)全国初のエコ環境住宅(雪冷房システム+農産物貯蔵システム)を整備するなど雪の有効利用のための研究、普及活動を展開。
北海道苫前町平成7年より行政、住民などが協力し、地域の特性を活かした自然エネルギーの活用を検討し、全国一の風力発電施設の設置を達成。
福井県鯖江市市民・民間団体と連携し、地球温暖化防止を総合的・計画的に進めるため、各種の補助金制度(ISO取得のための補助事業、家庭用電気式生ゴミ処理装置補助事業、低公害車購入補助事業など)を創設・実践。

 

国際貢献部門

受賞者功績
徳島ネパール友好協会企業、市民から寄付を募り、超小型水力発電装置をネパール中部山村ブジュン村に設置し、暖房・炊事に必要なエネルギーを森林資源から電気エネルギーに転換し、年間1500トンの森林資源の保全に寄与。
国際葛グリーン作戦山南(兵庫県)フィリピンのピナトゥボ火山の噴火により火山灰砂漠となった地域に、平成4年から繁殖力の高い180万粒の葛の種子を植え、泥流発生の抑制により表土を安定させ、その後に現地の植物を栽培することで、地域の自然回復を推進。
ヒマラヤン・グリーン・クラブ(滋賀県)ヒマラヤ登山隊、住民の燃料として伐採され樹木量が減少しているパキスタン北東部バルディスタン地方に平成5年から3万本の植林を実施。また、同地域の小学校に照明用の太陽光発電、風力発電装置を設置。

 

学術研究部門

受賞者功績
 申請者なし

 

地球環境部

リサイクル部門

受賞者功績
埼玉県川口市全国に波及した資源ゴミの自主分別回収(川口方式)を昭和53年から実践し、その範囲は、びん、缶に止まらず紙パック、ペットボトル、粗大・家電ゴミと拡大し、ゴミの減量化を実践。
また、フロンガス回収や市焼却場からの売電等の幅広い活動を長年にわたり実施。