シンポジウム「IPCC 第5次評価報告書(AR5)の主要なメッセージとアジアに対する示唆」の開催について(お知らせ)
記
1.概 要
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)による第5次評価報告書の公表を踏まえ、国内での気候変動への取組みを更に推進する事を目的にシンポジウムを開催します。
第1部では、本年3月の第38回IPCC総会(横浜)で承認された気候変動の影響、適応及び脆弱性に関する第2作業部会(WGII)報告書等、これまでに公表されたIPCC第5次評価報告書の内容を振り返りながら、気候変動に関する適応及び緩和に関する最新の科学的知見についてアジアに焦点を当てた講演を行います。
第2部では、国内外における将来的な気候変動対策を見据え、気候変動リスクの受けとめ方、適応・緩和策の統合やそのための今後の課題といった視点でパネルディスカッションを行います。
2.日程等
日 時:平成26年7月23日(水)15:45-17:15
場 所:パシフィコ横浜 会議センター 502号室(定員200名)
神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
主 催:環境省
共 催:公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)
その他:本シンポジウムは、第6回持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム(ISAP2014)におけるセッションの一つとして開催されます。
3.プログラム
開会挨拶
第1部
イントロダクション 「IPCC 第5次評価報告書(AR5)について(仮)」
平石 尹彦 IGES 参与(IPCCビューロー委員)
講 演 「IPCC AR5第2作業部会(WGII)報告書からのメッセージ ~アジアにおける気候変動影響 ~(仮)」
肱岡 靖明 国立環境研究所(NIES) 社会環境システム研究センター
持続可能社会システム研究室 主任研究員 (WGII 第24章(アジア) CLA)
講 演 「IPCC AR5第2作業部会(WGII)報告書からのメッセージ ~新しい気候変動リスクと脆弱性 ~(仮)」
高橋 潔 国立環境研究所(NIES) 社会環境システム研究センター 主任研究員
(WGII 第19章(新しいリスクと主要な脆弱性)LA)
第2部
パネルディスカッション「適応と緩和の統合に向けて 」
司 会:平石 尹彦 IGES 参与(IPCCビューロー委員)
パネリスト:肱岡 靖明 NIES 社会環境システム研究センター
持続可能社会システム研究室 主任研究員(WGII 第24章(アジア) CLA)
:高橋 潔 NIES 社会環境システム研究センター主任研究員(WGII 第19章(新しいリスクと主要な脆弱性)LA)
:ジャン・ケジュン 中国・能源研究所(ERI) 教授
(気候変動に強靱な低炭素社会構築専門家世界ネットワーク(CCR-LCS Net)メンバー)
:遠藤 功 IGES自然資源・生態系サービス領域適応タスク タスクマネージャー
※日英同時通訳あり
4.参加申込
参加料無料、事前申込制となっております。
7月16日(水)までにISAP2014のウェブサイト(http://www.iges.or.jp/isap/2014/jp/index.html)よりお申し込み下さい。
※参加申込期限内であっても、定員に達し次第募集は締め切られます。
- 連絡先
- 環境省地球環境局総務課研究調査室
(代表:03-3581-3351)
(直通:03-5521-8247)
室長 :辻原 浩 (内:6730)
室長補佐:野本 卓也 (内:6731)
係長 :藤井 麻衣 (内:6732)