平成25年5月10日
水・土壌
「平成24年度低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術検討調査」対象技術の評価結果について(お知らせ)
環境省では、土壌汚染対策の一環として、実証試験段階にある低コスト・低負荷型の土壌汚染の調査技術及び対策技術を公募し、技術開発及びその評価を行う調査事業を実施しています。
この度、本調査事業の平成24年度の評価結果を取りまとめましたので、公表します。
1.本調査の目的
本調査では、低コスト・低負荷型の土壌汚染の調査及び対策に資する実証試験段階の技術を開発するとともに、当該技術開発の結果を評価し、公表することにより、土壌汚染対策の推進を図ることを目的としています。
2.本調査の結果概要
平成24年度は、本調査の対象技術について、土壌汚染対策法に定める特定有害物質、ダイオキシン類及び鉱油類により汚染された土壌の調査及び対策に資する実証試験段階の技術を対象として募集を行ったところ、3件の応募がありました。
これらの応募技術の中から、学識経験者で構成される「平成23年度低コスト・低負荷型土壌汚染調査・対策技術検討調査」検討会における審査により、2件の技術が選定されました。
この度、次表に示す技術について、企業による技術開発の結果及び「平成24年度低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術検討調査」検討会における評価結果の概要を作成しました。
「平成24年度低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術検討調査」
対象技術
機関名 | 対象技術 | 技術の名称 | 備考 |
大成建設(株) | 対策 (浄化) |
難分解性のシアン化合物に対する 原位置浄化対策技術 |
別添1 |
(株)大林組 | 対策 (封じ込め) |
微細な酸化鉄粒子の注入による 汚染拡散防止壁の形成 |
別添2 |
大成建設(株)による「難分解性のシアン化合物に対する原位置浄化対策技術」の結果については別添1のP.7からを、(株)大林組による「微細な酸化鉄粒子の注入による汚染拡散防止壁の形成」の結果については別添2のP.5からをご覧下さい。
添付資料
- 連絡先
- 環境省水・大気環境局土壌環境課
直通 :03-5521-8338
代表 :03-3581-3351
課長 :加藤 庸之(内:6510)
課長補佐:紺野 道昭(内:6592)
担当 :市川 典 (内:6585)
担当 :林 修平 (内:6584)
関連情報
過去の報道発表資料
- 平成25年1月31日
- 「平成25年度低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術検討調査」対象技術の募集について(お知らせ)
- 平成24年4月20日
- 「平成23年度低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術検討調査」対象技術の評価結果について(お知らせ)
- 平成24年4月20日
- 「平成24年度低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術検討調査」対象技術の選定について(お知らせ)
- 平成24年1月10日
- 「平成24年度低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術検討調査」対象技術の募集について(お知らせ)
- 平成23年5月24日
- 「平成22年度低コスト・低負荷型土壌汚染調査・対策技術検討調査及びダイオキシン類汚染土壌浄化技術等確立調査」対象技術の評価結果について(お知らせ)