平成23年1月18日
再生循環
産業廃棄物の排出及び処理状況等(平成20年度実績)について(お知らせ)
平成20年度における全国の産業廃棄物の排出及び処理状況調査等について調査し、その結果を取りまとめたので公表する。なお、結果の概要は次のとおりで、産業廃棄物の総排出量で前年比約4%の減少となっている。
産業廃棄物の排出・処理状況(平成20年度実績)
(1)全国の産業廃棄物の総排出量:前年度に比べ、約16百万トン(約4%)減少。
- ・平成20年度総排出量
- 約4億366万トン(前年度 約4億1,943万トン)
(2)業種別排出量:前年度と同様、上位6業種で総排出量の約8割。
- 1 電気・ガス・熱供給・水道業
- 約9,628万トン(23.9%)(前年度 約9,581万トン 22.8%)
- 2 農業・林業
- 約8,797万トン(21.8%)(前年度 約8,781万トン 20.9%)
- 3 建設業
- 約7,646万トン(18.9%)(前年度 約7,725万トン 18.4%)
- 4 パルプ・紙・紙加工品製造業
- 約3,358万トン( 8.3%)(前年度 約3,548万トン 8.5%)
- 5 鉄鋼業
- 約3,196万トン( 7.9%)(前年度 約3,827万トン 9.1%)
- 6 化学工業
- 約1,422万トン( 3.5%)(前年度 約1,758万トン 4.2%)
(3)種類別排出量:前年度と同様、上位3品目で総排出量の約8割。
- 1 汚泥
- 約1億7,611万トン(43.6%) (前年度 約1億8,531万トン 44.2%)
- 2 動物のふん尿
- 約 8,770万トン (21.7%) (前年度 約 8,748万トン 20.9%)
- 3 がれき類
- 約 6,119万トン (15.2%) (前年度 約 6,090万トン 14.5%)
(4)産業廃棄物の処理状況:前年度に比べ、最終処分量が約17%減少。
- ・再生利用量
- 約2億1,651万トン(53.6%) (前年度 約2億1,881万トン 52.2%)
- ・減量化量
- 約1億7,045万トン(42.2%) (前年度 約1億8,047万トン 43.0%)
- ・最終処分量
- 約 1,670万トン( 4.1%) (前年度 約 2,014万トン 4.8%)
添付資料
- 連絡先
- 環境省廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課
代表:03-3581-3351
直通:03-5501-3156
課長 廣木 雅史(内線6871)
審査専門官 林俊宏(内線6895)
係長 峯 勝之(内線6873)