宮崎県での高病原性鳥インフルエンザの発生（野鳥国内２例目）に伴う野鳥緊急調査の結果について

宮崎県宮崎市における高病原性鳥インフルエンザの発生（野鳥国内２例目）を受けて、宮崎県が令和３年11月19日（金）に野鳥監視重点区域内における現地の野鳥の生息状況などの調査を実施したところ、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。

１．調査期間

令和３年11月19日（金）

　宮崎県宮崎市における高病原性鳥インフルエンザの発生（野鳥国内２例目）を受けて指定した野鳥監視重点区域内の渡り鳥の飛来地等９か所において、宮崎県が生息状況調査、死亡野鳥調査等を実施した結果、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。

（参考）野鳥緊急調査で観察された鳥類

検査優先種	種数	種類
検査優先種１	７種	オシドリ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ノスリ、オオタカ
検査優先種２	４種	マガモ、オナガガモ、ホシハジロ、スズカモ
検査優先種３	10種	カルガモ、コガモ、ハシビロガモ、オカヨシガモ、カワウ、アオサギ、オオバン、ミサゴ、トビ、ハイタカ
合計	21種

※検査優先種：「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」において、感染して死亡しやすい種を中心に設定しているものです（参考情報参照）。

野鳥監視重点区域において、引き続き野鳥の監視を継続します。

【参考情報】

環境省は、ホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。（http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html）