令和3年度電動トラック・バスにおける性能評価実証事業の一次公募について
1.事業の概要
環境配慮型トラック・バスとは、従来のディーゼルトラックと比べてCO2 排出量が格段に少ない車両(電気自動車(プラグインハイブリッド自動車を含む)、ハイブリッド自動車、天然ガス車)のことであり、今後、導入拡大が期待されるところでありますが、車両価格が割高であること、特に大型車の電動化の技術的困難さやトラック・バス向けの充電設備が十分でないことが課題として挙げられます。
日本における貨物車・バス由来のCO2 排出量は運輸部門の約3割を占めており、2030 年の温室効果ガス排出削減目標達成のためには、現在普及の初期段階にある環境配慮型トラック・バスの導入を早急に軌道に乗せることが必要となります。
また、第5次環境基本計画に掲げる「地域循環共生圏」の構築やパリ協定において掲げられたCO2 排出削減目標(2030 年に2013 年比26%削減、2050 年には80%減)を実現させるためにも、電動トラック・バスの開発や普及は急務となります。
こうした背景を踏まえて、本事業では国内商用車メーカーの市場参入を支援するため、実証用電動トラック・バスモデル実証事業を委託事業として実施します。
2.事業の要件
電動車両市場拡大を図るため、ユースケース分析結果を踏まえ、電動トラック・バスを活用した性能評価実証を対象としています。
3.公募の実施期間
令和3年6月7日(月)~同年7月7日(水)17:00
4.対象
対象:民間企業 等
内容:委託
5.予算及び事業期間
事業全体の予算額は2億円とします。
本事業では、各年度末に中間評価を行い、事業継続の可否について審査します。
6.応募方法
本事業へ応募される場合は、以下のリンクから応募様式等をダウンロードし、公募要領に
従って必要事項を記載の上、所定の方法で提出してください。
「令和3年度電動トラック・バスにおける性能評価実証事業の一次公募について
http://www.env.go.jp/air/post_82.html
連絡先
環境省水・大気環境局自動車環境対策課
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8302
- 課長小森 繁(内線 6510)
- 課長補佐河田 陽平(内線 6520)
- 担当川邊 晃平(内線 6577)