令和3年3月25日
保健対策

政府における「熱中症対策行動計画」の策定について(お知らせ)

政府は、熱中症対策を一層推し進めるため、熱中症関係省庁連絡会議を改め「熱中症対策推進会議」を開催し、「熱中症対策行動計画」を策定しました。

1.背景

 気候変動の影響により、日本を含め世界的に年平均気温は年々上昇しています。特に1990年代以降、夏季に高温となる日が頻出していることからも、熱中症による救急搬送人員数及び死亡者数は増加傾向にあり、国民生活に深刻な影響を及ぼしています。

 熱中症は、適切な予防や対処が実施されれば、死亡や重症化を防ぐことができます。政府は、平成19年度から熱中症関係省庁連絡会議を開催し、各種の取組を進めてきました。しかし、近年の熱中症が増加していること、今後の気候変動等の影響を考慮すると状況はますます悪化していくことが懸念されること、特に令和3年度には東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を控えていることなどから、従来の取組を超えた対応が求められています。

2.「熱中症対策推進会議」の開催及び「熱中症対策行動計画」の策定

 このような状況を踏まえ、政府において、熱中症関係省庁連絡会議を改め、環境大臣を議長、関係府省庁の担当部局長を構成員とした「熱中症対策推進会議」を開催することとしました。
 同推進会議の第1回会合を令和3年3月25日に開催し、熱中症に係る諸課題を踏まえつつ、政府、地方公共団体、産業界、各種団体及び国民の各主体が一体となって熱中症対策を推進するため、中期的な目標と令和3年夏の目標を次のとおり設定し取組を進めていきます。

○中期的な目標:
熱中症による死亡者数ゼロに向けて、できる限り早期に死亡者数年1,000人以下を目指し、顕著な減少傾向に転じさせる。

○令和3年夏の目標:
「熱中症警戒アラート」などに基づき、国民、事業所、関係団体などによる適切な熱中症予防行動の定着を目指す。

 上記目標の達成に向けて、同推進会議において、特に死亡者数の多い高齢者向けの熱中症対策や、地域や産業界との連携強化などの重点対策を体系的にまとめた「熱中症対策行動計画」を策定しました。

3.熱中症予防強化キャンペーンの実施

 本計画を踏まえ、これまで毎年7月に実施してきた熱中症予防強化月間を、令和3年度から「熱中症予防強化キャンペーン」として、熱中症対策に関する関係府省庁の連携を強化して広報を実施することとしました。キャンペーンの実施期間は毎年4月~9月とすることで、時期に応じて適切な呼びかけを行います。

期間内においては、次のようなテーマ設定を行います。
○4月~6月 暑熱順化やエアコンの早期点検等の呼びかけ
○7月    梅雨明けに特に熱中症のリスクが高いことを国民へ注意喚起
○8月    全般的な熱中症対策を呼びかけ
○9月    残暑や災害時における熱中症の注意喚起

添付資料

連絡先

環境省大臣官房環境保健部環境安全課

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8261
  • 課長太田志津子(内線 6350)
  • 課長補佐福嶋 慶三(内線 6359)
  • 主査石橋 七生(内線 6365)

環境省水・大気環境局大気環境課大気生活環境室

  • 直通03-5521-8300
  • 室長山本 郷史(内線 6540)
  • 室長補佐石関 延之(内線 6541)
  • 係員永田 佳之(内線 6578)
  • 担当大堀 裕之(内線 6542)