令和2年7月27日
地球環境

CCUSの早期社会実装会議(第2回)~現在の到達点と今後の実用化展開に向けて~の開催について

令和2年8月6日(木)に、「CCUSの早期社会実装会議(第2回)~現在の到達点と今後の実用化展開に向けて~」を開催します。

 昨今の我が国での豪雨や台風、海外でも欧州の記録的な熱波、北米のハリケーン災害、豪州の広範囲の森林火災といった大規模な気象災害が多発する現在の状況は、単なる気候変動問題ではなく、気候危機とも言われる状況になっております。このため、脱炭素社会への移行をはじめとする社会変革を加速させる必要があります。我が国は、令和元年6月11日に「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略」を閣議決定の上、国連気候変動枠組条約事務局に提出し、本戦略では非連続なイノベーションを通じた「環境と成長の好循環」を基本的な考え方として打ち出しています。本年1月21日には、統合イノベーション戦略推進会議の下、温室効果ガス排出量の抜本的な削減に向けた「革新的環境イノベーション戦略」が決定され、世界のカーボンニュートラルや過去のストックベースでのCO2削減(ビヨンド・ゼロ)を可能とする革新的技術を2050年までに確立することを目指し、我が国は長期戦略に掲げた目標に向けて社会実装を目指していくこととなりました。

 このような背景の下、我が国は、再生可能エネルギーの主力電源化をはじめとするCO2の削減に取組みつつ、CO2を回収し大気中に放出させない回収・有効利用・貯留(CCUS:Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage)の技術確立に取り組んでおり、特にCCSの技術を活用することで、大幅なCO2の削減を可能とするカーボンニュートラルな社会の実現が期待されます。

 環境省は、経済産業省との役割分担の上、これまで企業・研究機関等と連携し、CCUSに関する各種技術の実証事業を実施してきました。早急な社会実装を進めていく必要があることを踏まえ、CCUSの技術実証の現状の到達点や目標を関係者間で適切に共有・議論し、学識者や関係業界の専門家等による御助言等を賜りつつ、各種取組の一層の加速化及び具体的な目標の明確化を含む今後の道筋の検討を行うため、「CCUSの早期社会実装会議(第2回)~現在の到達点と今後の実用化展開に向けて~」を開催します。

1.開催日時 令和2年8月6日(木) 13:30~15:30(予定)

2.会場 霞が関プラザホール(東京都千代田区霞が関3-2-5霞が関ビルディング)

※ 一般申込者にはWebにて放映

3.議事(案)  

(1)本会議及び環境省CCUS事業について

(2)経済産業省CCS事業について

(3)環境省実証事業の現在の到達点について

(4)今後の道筋について

4.主催 環境省

5.参加費 無料

6.使用言語 日本語

7.プログラム

  ※講演プログラムの最新情報は下記ウェブサイトにて掲載しております。

 <https://www.env.go.jp/earth/ccs/ccus-kaigi/ccus.html

8.参加申し込み

本会議はwebにて放映を行います。事前申し込み制としますので、参加を御希望される方は、以下のホームページからお申し込みください。

 <ホームページ:https://form.qooker.jp/Q/auto/ja/ccusshakaijissou/form/

9.取材について

 当日の取材を希望される方は、8月5日(水)正午までに、件名に「CCUSの早期社会実装会議の取材希望」と明記し、本文に氏名、連絡先(電子メールアドレス、電話番号、FAX番号)、職業(所属、役職)を御記入の上、以下の宛先まで電子メールで御登録ください。

 また、カメラ撮りを希望される場合には、その旨も併せて御連絡願います。
 なお、カメラ撮りは冒頭(開会)のみとさせていただきます。

  ※取材希望連絡先

   みずほ情報総研株式会社 事務局 ccs-application-media2008@mizuho-ir.co.jp

連絡先

環境省地球環境局地球温暖化対策課地球温暖化対策事業室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8339
  • 室長加藤 聖(内線 6771)
  • 室長補佐宮岡 俊輔(内線 7725)
  • 係長村上 慈(内線 7738)
  • 担当石川 俊行(内線 7729)