BCPを通じた民間企業の気候変動適応に関する意見交換会開催のお知らせ
1.背景と目的
気候変動の影響に対応し、これによる被害の防止又は軽減等を目的として、昨年12月に「気候変動適応法」が施行されました。同法においては、事業者の努力として、事業活動の内容に即した気候変動適応に努めることが期待されています。
一方で、昨今の台風15号、19号などの気象災害(風水害等)は、民間企業にも建物の損傷や、停電、操業停止など直接的な影響をもたらしているだけでなく、広範囲における冠水によるサプライチェーンや物流の断絶等を通じて、間接的な影響も及ぼしています。将来には、地球温暖化の進行により、豪雨や台風などの風水害や猛暑などの気象災害のリスクがさらに高まることが予測されており、民間企業の備え(気候変動適応)として、これらのリスクを想定したBCP(事業継続計画)を策定、活用することが期待されています。
本意見交換会は、既存のBCPに気候変動適応を組込む際のポイントや先行事例を参考にしつつ、気象災害をはじめとした気候変動影響に対する取組を進めていく上での課題や、その解決策等についての意見交換を通じて、気候変動適応に関する理解を深めていただき、より強靱で効果的なBCPの策定、活用に向けた取組を推進することを目的としています。
2.日時
令和元年12月18日(水)13:30~17:30(開場13:00)
3.会場
国際航業株式会社 本社2階 多目的ルーム
〒102-0085東京都千代田区六番町2番地
http://asp.netmap.jp/map/348201111289.html
4.主催
環境省
5.プログラム(予定)
開会挨拶 環境省 地球環境局 総務課 気候変動適応室
【第一部 講演】13:40~15:20
講演1 BCM(事業継続マネジメント)の観点から見た気候変動リスクについて
芝浦工業大学 システム理工学部 環境システム学科 教授 増田 幸宏
講演2 BCMを踏まえた気候変動リスク対策の事例紹介
イオン株式会社 総務部 BCM推進グループ マネージャー 兼 イオン小牧危機管理センター長 上田 奈穂子
講演3 国内外企業の気象災害対策の事例紹介
国際航業株式会社 SDGs/気候変動戦略研究所 所長 前川 統一郎
質疑応答
休憩
【第二部 意見交換会(ワークショップ形式)】15:30~17:20
テーマ(案):気象災害をはじめとした気候変動影響に対する取組を進めていく上での課題や、その解決策等について
6.定員・参加費
40名程度・無料
(応募者多数の場合、1機関1名に限らせていただくことがございます。)
7.申込み方法
下記ウェブページにある申込みフォームにてお申込み下さい。
【申込みウェブページ】
https://www.kkc.co.jp/cms/detail/news/20191121
8.お問合せ方法
申込み方法等についてのお問合せは、下記へ御連絡下さい。
国際航業株式会社
担当:長、三浦(直通:03-6316-4201、E-mail:chiikiene@product-kkc.jp)
9.その他(資料掲載場所の御案内、ペーパーレス化の取組のお願い)
環境省では、環境負荷削減の観点から、ペーパーレス化の取組を推進しています。資料については、原則として令和元年12月13日(金)17:00までに下記ウェブページに追加して更新いたします。当ページに掲載された資料をお持ちのノートパソコン・タブレット等の端末に保存の上、当日御持参いただく等、ペーパーレス化への御協力をよろしくお願いいたします。(パソコンをお持ちでない等の理由で紙の資料を御希望の方は、申込みフォームの備考欄にその旨を御記載下さい。)
なお、令和元年12月16日(月)17:00までに掲載されなかった資料につきましては、当日会場で配布いたします。
【資料掲載ウェブページ】
https://www.kkc.co.jp/cms/detail/news/20191121
連絡先
環境省地球環境局総務課気候変動適応室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8242
- 室長髙橋 一彰(内線 6780)
- 室長補佐秋山 奈々子(内線 7762)
- 担当米多比 隆平(内線 6745)
- 担当渡辺 秀人(内線 6745)