平成30年12月7日
地球環境

「日本の気候変動対策支援イニシアティブ2018」の発表について

現在開催中のCOP24における実施指針の策定等の合意を後押しするため、気候変動分野における日本の国際協力に関するビジョンと具体的な取組を取りまとめた『日本の気候変動対策支援イニシアティブ2018』を発表し、COP24の場で発信します。
日本は、10月に打上げに成功した「いぶき2号」や来年5月のIPCC総会開催などを通じ、途上国にとって大きな課題である透明性の向上をはじめ、途上国への積極的な支援により、世界の気候変動対策を牽引してまいります。

1.概要

  近年、世界各地では、大雨・干ばつ・熱波など様々な異常気象が観測され、大きな被害が出ており、地球温           

 暖化が進展すれば、このような異常気象のリスクはさらに高まり、気候変動に脆弱な島嶼国や後発開発途上国   

 では、深刻な被害が出ることが見込まれています。

  このような状況を受け、緩和、適応、透明性の向上の分野における途上国支援を通じ、現在開催中の    

 COP24における実施指針の策定等の合意を後押しするため、我が国の気候変動対策に関する国際協力につい 

 て取りまとめた『日本の気候変動対策支援イニシアティブ2018』(以下、本イニシアティブ)を発表し、本 

 イニシアティブを、現在ポーランド・カトヴィツェで開催されているCOP24において国際社会に発信しま   

 す。

2.本イニシアティブのポイント

 ・適応の分野では、今月1日から施行された気候変動適応法等を踏まえ、アジア太平洋適応情報プラット        

  フォーム等により、気候変動に脆弱な国々への支援を展開し、気候変動影響評価や適応計画策定への協力を  

  行います。

 ・緩和の分野では、世界全体での大幅削減を実現するため、二国間クレジット制度(JCM)の成功事例の展   

  開等を進め、途上国と協働してイノベーションを起こす「コ・イノベーション」を推進するとともに、

  GCFの運営のために応分の責任を果たします。

 ・透明性については、本年10月に打上げに成功した地球観測衛星「いぶき2号」や、インドネシアと初の二  

  国間意向書を署名した「コ・イノベーションのための透明性パートナーシップ」を通じた国際協力によっ   

  て、各国の透明性の向上に貢献します。

 ・また、来年5月にIPCC第49回総会を京都で開催し、各国のGHG排出量の適切な把握と、パリ協定の着実な   

  実施を支援します。

3.全体構成

 1.サマリー

 2.2017からの進捗と新たな取組

 3.適応のための具体的な取組

 4.緩和のための具体的な取組

 5.パリ協定実施に係る透明性向上のための貢献

日本の気候変動対策支援イニシアティブ2018(英語).pdf

日本の気候変動対策支援イニシアティブ2018(日本語).pdf

連絡先
環境省地球環境局国際地球温暖化対策担当参事官室
直通 03-5521-8330
参 事 官 小川 眞佐子(内 6772)
補  佐 堤 達平(内 7751)
担  当 岡野 泰士(内 6775)