シンポジウム「環境保全と両立した再生可能エネルギーの円滑な導入にむけた環境アセスメントの在り方について」の開催について
本シンポジウムでは、再生可能エネルギーの円滑な導入についての国の取組内容を紹介するとともに、地方公共団体や事業者の立場から現状と課題について情報提供いただき、再生可能エネルギー、特に風力発電の円滑な導入に向けた環境アセスメントの効果的な在り方についての議論を行います。
なお、参加には事前申込みが必要です。
1.開催趣旨:
地球温暖化対策等の必要性の高まりを背景に、風力発電等の再生可能エネルギーの一層の導入促進が求められる一方で、事業の実施に伴う様々な環境影響に加え、複数の事業計画が集中することによる累積的影響が懸念される事例や、地域住民の反対意見等が顕在化している事例が見られます。
環境省では、環境に適切に配慮した再生可能エネルギーの円滑な導入を図るため、地方公共団体が関係者等との調整の下で、風力発電の導入を促進しうるエリア等を設定する「風力発電に係る地方公共団体によるゾーニングマニュアル」や、立地場所の検討に関連し、鳥類への影響が懸念される区域を示した「風力発電立地検討のためのセンシティビティマップ」を本年3月に公表しました。
本シンポジウムでは、これらを踏まえ、国における最新の動向や実際にゾーニング等の取組を行った地方公共団体等における事例紹介や有識者からの講演を行うとともに、効果的な環境アセスメントの推進に向けてパネルディスカッションを行います。
2.開催概要:
名 称:「環境保全と両立した再生可能エネルギーの円滑な導入にむけた
環境アセスメントの在り方について‐ゾーニングの活用を中心として‐」
日 時:平成30年8月31日(金) 14:00~17:00(13:30開場)
※環境アセスメント学会年次大会(同9月1日(土)~2日(日))の前日
場 所:法政大学 市ヶ谷キャンパス(東京都千代田区富士見2丁目17−1) 外濠校舎S205
主 催:環境省
共 催:環境アセスメント学会
参加費:無料
3.シンポジウムの構成及び内容の概要:(予定)
(1)開会挨拶 環境省
(2)基調講演
・再生可能エネルギーの円滑な導入に向けた効果的な環境アセスメントの在り方
村山 武彦(東京工業大学 環境・社会理工学院 教授)
(3)国や地方公共団体における取組の紹介
①「風力発電に係る地方公共団体によるゾーニングマニュアル」について
熊倉 基之(環境省大臣官房 環境影響評価課 課長)
②「(仮称)宮城県における再生可能エネルギーの円滑な導入にむけた取組について」
坂本 康明(宮城県 再生可能エネルギー室 主事)
③「(仮称)北九州市における再生可能エネルギーの円滑な導入にむけた取組について」
立石 志津(福岡県北九州市 地域エネルギー推進課 主査)
④「(仮称)西海市における再生可能エネルギーの円滑な導入にむけた取組について」
松崎 信也(長崎県西海市 政策企画課 係長)
(4)パネルディスカッション
・テーマ:「環境保全と両立した再生可能エネルギーの円滑な導入にむけた
環境アセスメントの在り方について」
・参加者:コーディネーター 田中 充 (法政大学社会学部 教授)
パネリスト 村山 武彦(東京工業大学環境・社会理工学院 教授)
熊倉 基之(環境省大臣官房 環境影響評価課 課長)
坂本 康明(宮城県 再生可能エネルギー室 主事)
松崎 信也(長崎県西海市 政策企画課 係長)
見上 伸 (一般社団法人 日本風力発電協会)
4.申込み:
(申込み方法)
・電子メール又はファックスにより、件名に「環境省主催シンポジウム(8月31日)参加希望」と明記し、お
名前(フリガナ)、電話番号、電子メールアドレス又はファックス番号、所属を記載して、下記シンポジウム
事務局にお申込みください。
・複数名のお申込みの場合も、お一人ずつお申込みください。
・シンポジウム事務局からの返信メールまたはファックスを参加券といたします。参加券は当日をご持参下さい
(電子メールでお申込みいただいた方は、返信メールを印刷の上、御持参下さい)。
(申し込み期限)
平成30年8月24日(金)12:00必着
※なお、余席がある場合には、当日会場にて参加登録を受け付けます。
【シンポジウム事務局】
一般社団法人 日本環境アセスメント協会(小田、村山、岡本)
TEL:03-3230-3583 FAX: 03-3230-3876 E-mail: jeas03@jeas.org
5.その他:
クールビズ実施期間中ですので軽装でお越しください。
- 連絡先
- 環境省大臣官房環境影響評価課
直通 03-5521-8235
代表 03-3581-3351
課長 :熊倉 基之 (内線6230)
課長補佐:泉 知行 (内線7236)
係長 :村井 辰太朗(内線6208)