環境省
平成17年9月
環境省は、環境基本計画に基づき、平成14年11月に「環境配慮の方針」を策定し、環境省のすべての組織におけるすべての活動を対象として、環境配慮に取り組んでいるところである。
平成16年度における環境配慮の方針に基づく自主的点検結果は以下のとおりであり、配慮の方針推進システム(環境管理システム)により、環境配慮の取組が適切に推進されている。
1.政策分野における取組結果の概要
- ○平成16年度事後評価(政策評価)結果の概要
- 平成16年度に行った施策(施策47)について、あらかじめ設定した目標の達成状況や客観的な指標等により測定を行い、施策に係る現状及び課題等の分析を踏まえて評価を実施している。〔平成16年度環境省政策評価(事後評価)[PDF
606KB]〕
評価結果の概要としては、以下の表のとおり。
【評価結果の概要】
評価対象施策 |
評価結果を踏まえた政策への反映の方向性 |
施策数 |
47 |
施策の見直し
(全部又は一部の拡充、縮小) |
42 |
これまでの取組を引き続き推進 |
5 |
施策の一部の廃止、休止又は中止 |
0 |
施策の廃止、休止又は中止 |
0 |
2.平成16年度環境マネジメントプログラムの達成状況等の概要
- (1)平成16年度の達成状況
- 環境省は、平成13年11月から環境マネジメントシステムの試行稼働を開始し、平成14年7月にISO14001の外部認証を取得している。(なお、平成17年7月にISO14001:2004へ移行している。)
平成16年度においては、平成15年度に引き続き、環境マネジメントシステムに掲げるすべての目標を達成している。
〔環境マネジメントプログラムの達成状況(平成16年度)[PDF 17KB]〕
【具体例】
|
16年度目標 |
16年度実績 |
ゴミの排出量
(廃棄物総量) |
前年度比-5% |
前年度比-8% |
用紙使用量 |
平成13年度水準以下 |
平成13年度比-18% |
- (2)達成状況を踏まえた目標の改訂、実施計画の強化
- 環境マネジメントシステムの達成状況、地球温暖化対策の進展等を踏まえ、既に平成17年度の目標の改訂や実施計画の強化を行っており、今後とも事業者として環境保全の推進のための取組を強化することとしている。
【具体例】
|
17年度目標(当初) |
16年度実績 |
17年度目標(見直し後) |
用紙使用量 |
平成13年度水準以下 |
平成13年度比-18% |
平成16年度比-5% |
- 地球温暖化対策推進のための冷暖房温度の適正化について、今まで電気使用量削減にかかる目標だったところ、ひとつの目的として新たに設定するとともに、夏季におけるクールビズの徹底推進及び冬季における重ね着等について励行を実施し、実施計画を強化。
- 廃棄物の発生抑制のため、環境省が主催するイベント等において包括的に環境配慮を行うことを新たに目標として設定し、リデュースやリサイクル、省エネを進めるなど、実施計画を強化。
(以上)