(1)評価にあたっての基本的な共通情報 |
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中間評価の目的には、地球環境研究総合推進費全体の研究レベル向上と個々の研究目標の達成を促すことも含まれると考えます。このため、評価コメントの作成に当たっては、研究をより優れたものにするためのアドバイスという視点も重視して下さい。 |
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地球環境研究総合推進費の目的は、オゾン層の破壊や地球温暖化など、数々の地球環境問題を解決に導くための政策へ、研究活動による科学的知見の集積や科学的側面からの支援等を通じて貢献・反映を図ることです。このため、この目的に沿った研究課題に対しては、高い評価を与えていただくことが基本となります(なお、科学的側面からの貢献・反映のためには、当然ながら科学的なレベルの高さも必要となります)。 |
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地球環境問題の克服を目指すためには、国内外の様々な分野の、様々な機関に所属する研究者の総力を結集する必要があるとの考えから、地球環境研究総合推進費では、学際性、省際性、国際性、産学官連携を重視しています。ただし、これらはあくまで重視すべき観点であって、満たさねばならない条件、すなわち必須条件ではありません。 |
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なお、公募の際は、"省際性"について、「研究者(大学・民間の研究者を除く)の所属機関構成や研究内容等に関して、複数の府省の所管にまたがる度合いを意味する」と定義し、"国際性"については、「研究のフィールドの拡がり、国際的な研究活動との関連の大きさ、研究の実施や成果の国際的な波及の度合い、条約など国際的な取組に対する貢献の度合い、などを意味する」と定義しています。 |
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今回、評価していただく研究課題の研究期間や基本的な仕組みは次のとおりです。 |
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研究期間は3年間(中間評価で高い評価の場合2年間延長可) |
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予算規模は1千万円~約1億円/課題/年程度 |
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複数の研究機関による共同研究 |
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一部サブテーマでは、国外の知識の導入による国際交流の推進、国際的な研究の円滑な推進、キャパシティビルディングといった側面から、海外の研究者(主に若手研究者)を招へいして実施している場合があります。この場合は、報告書等に"国際交流研究"、又は"EFF(エコ・フロンティア・フェローシップ)"と記載されています。報告書に記載された予算額以外に、別途日本での滞在費等が支給されています。 |
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なお、今回事後評価する課題(平成11年度開始課題)の開始当時は、研究代表者の要件として国立試験研究機関に所属することが要件となっていました(このため、国立試験研究機関・独立行政法人以外の研究者が代表を務める場合、国立試験研究機関の非常勤職員として雇用していました)。一方、今回中間評価する課題(平成13年度開始課題)の場合は、研究代表者の要件が大学にも緩和されたため、大学に所属する研究者が代表を務める課題が含まれています。 |
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(2)評価者の選定 |
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第1研究分科会(オゾン層の破壊、地球の温暖化)の場合、 |
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書面評価課題数が中間評価(1回目)6課題、事後評価10課題の計16課題にのぼるため、評価者の負担軽減等の観点から、事務局において書面評価者の分担を行います。評価者は、研究内容、分野のバランス等を勘案の上、当方にて選定させていただきますのでご了承下さい。
また、ヒアリング評価は、中間評価(1回目)6課題、中間評価(2回目)1課題の計7課題についてのみ実施します。 |
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第2~第4研究分科会の場合、 |
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書面評価課題数が4~6課題のため、各分科会毎に、委員全員による評価をお願いします。
また、ヒアリング評価は、第1研究分科会と同様に、中間評価(1回目)、中間評価(2回目)の課題についてのみ実施します。 |
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(3)評価の観点と評価基準 |
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評価の観点と基準は、資料3に示すとおり。 |
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また、成果報告書をもとに、各研究課題毎の成果発表状況について、事務局において調査した結果を評価に当たり示す。評価にあたって参考資料として活用下さい。 |
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各評価者は、評価シートに結果を記入していただき、事務局へ提出していただきます。 |
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各代表者の評価結果(a,b,c等の段階評価)は、数字に換算した上で平均し、再度段階評価に変換して開示します。特に、aの数をいくつ以内にするとか、課題全体の何割がbになるようにするなど、評価段階での調整は求めません。 |
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事後評価の場合は、書面評価結果を用いて最終的な評価結果を取りまとめます。 |
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中間評価(第1回)の場合は、書面評価結果を一旦取りまとめ、その結果を示した上で、ヒアリング評価を行い、書面評価結果にヒアリング評価結果を加算して最終結果を集計します。 |
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中間評価(第2回)の場合は、ヒアリング評価結果を用いて最終的な評価結果を取りまとめます。 |
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コメント欄につきましては、被評価者に対する評価結果の開示の際にも(評価者の氏名を伏せ、書きぶりを調整した上で)参考とします。評価結果を補足するコメント、研究計画の見直し内容に関するコメントなど、自由に記入下さい。 |