株式会社NTTドコモ

水産ICTソリューションを提供し、資源保護に貢献

株式会社NTTドコモ(以下、同社)は、2016年より漁業向けにICT技術を活用したソリューションの提供を開始した。海上のブイにセンサを組み込んで海水温や塩分濃度などを計測し、漁師のスマートフォンに送って養殖の作業を効率化できるシステムを提供している。これまで熟練者の経験知に依存してきた漁業からデータに基づく漁業への転換を促すことで、海洋環境が年々変化するなかでも次世代人材への技術伝承を可能にするとともに、作業の効率化を図り、船舶に用いる燃料費の削減につなげることもできる。さらに、漁獲量等のデータを把握して海洋資源の保全にも貢献するほか、海洋汚染があった場合の早期把握、面密度の高い情報を活用した原因特定にも役立つ。

同社の特徴ポイント

  1. 1.水温や水質等の海洋データを漁業に役立てるシステムを開発、技術伝承に加えて海洋環境変化への対応に貢献するほか、燃料消費削減への寄与が期待できる
  2. 2.既存の漁業をAIやIoTなどのICTに置き換えるのではなく、今までの経験や勘に頼った漁業を、これらの技術を用い補うという視点から事業を展開
  3. 3.今後は、海洋データの把握だけでなく、密漁対策や需給マッチングなど、顧客から相談を受けている幅広い顧客課題・業務に対応したサービスの提供を目指す