8 環境保全コストの把握に当たって

 環境保全コストの把握に当たっては、内部集計表(別添ファイル)活用して下さい。もちろん、最初から全ての項目について正確に把握を行うことは難しいと思われますので、各事業者の実状にあわせて、可能な項目から取り組んで下さい。

内部集計表(表1~6):Microsoft Excel 97 ファイル(57K) 

 

例えば製造業にあっては、一度に全てを把握するのではなく、次のような数段階に分けて把握していくことも考えられます。

第1段階として、

1)環境負荷低減に直接的に要したコスト(直接環境負荷低減コスト)

 {1}公害防止コスト

 {3}産業廃棄物及び事業系一般廃棄物の処理・リサイクルコスト

5)環境負荷低減のための社会的取組に関するコスト(環境関連社会的取組コスト)

第2段階として、

2)環境負荷低減に間接的に要したコスト(環境に係る管理的コスト)

3)生産、販売した製品等の使用・廃棄に伴う環境負荷低減のためのコスト

4)環境負荷低減のための研究開発コスト(環境R&Dコスト)

第3段階として、

1)環境負荷低減に直接的に要したコスト(直接環境負荷低減コスト)

{2}地球環境保全コスト

6)その他環境保全に関連したコスト

 また、内部集計表の横軸の勘定科目は、あくまでも例示であり、まず分類に即して自社のどのような取組が該当するのかを検討の上、それぞれのお考えで勘定科目の取捨選択、あるいは追加を行って下さい。
 

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9 環境保全コストの公表に当たって

 環境保全コストの公表に当たっては、別添ファイル(エクセル97)にある公表用フォーマットA又は公表用フォーマットBに準じて下さい。

公表用A:Microsoft Excel 97 ファイル(19K)

公表用B:Microsoft Excel 97 ファイル(30K)

 各項目の主な取組内容とその効果については、この表に記入するか、環境報告書の該当ページを記入して下さい。

 なお、各事業者の方々の状況に応じて、AとBの2つのフォーマットを用意しましたので、まずA表での公表に取り組んでいただき、その後、B表での公表に進んで下さい。

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