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第3節 

3 一般海域の環境整備対策

 運輸省においては、一般海域におけるごみ、油の回収船を既に16隻建造し、東京湾、伊勢湾及び瀬戸内海に配備しており、63年度は事業費19億円でこれらの海域において、ごみ、油の回収事業を実施する。また、事業費1億7,000万円で港湾工事から発生する良質なしゅんせつ土砂を活用して海水が汚染されヘドロが堆積した海域において覆砂や海浜整備を行う。
 さらに、東京湾、伊勢湾及び瀬戸内海において海域環境の改善を目的とする底質浄化に関する実施設計調査を実施する。
 汚染の著しい海域においてヘドロの除去等を行うため、海域浄化対策事業を市川海岸及び五井姉ケ崎海岸で実施する。

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