環境行政を効果的に進めていくためには、国及び地方公共団体等の環境行政担当職員等の資質、能力の向上を図ることが重要な課題である。このため、環境庁では、昭和48年3月に公害研修所を設置し(49年10月には埼玉県所沢市に総合的な研修施設を整備)、これら職員等を対象に各種の環境保全に関する研修の充実強化に努めてきたが、この14年間の研修実績は244コース、研修修了者は12,938名(うち行政関係は10,205名、分析関係は2,733名)に及んでいる(62年3月末現在)。
61年度においては、研修内容等の改善を重ね、各種の行政関係研修、分析関係研修を実施した。