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第8節 緑化推進運動への取組

 緑化推進連絡会議においては,関係行政機関相互の緊密な連絡を図り,総合的かつ効率的な緑化施策を推進するとともに、「緑化推進運動の実施方針」(昭和58年4月同会議決定)に基づき、次の施策の実施により,緑化運動の一層の展開と定着化を図る。
? 「小鳥がさえずる森づくり」運動を推進するため,普及啓発活動等を実施するとともに、ゴルファーによる緑化協力運動を推進する。
? 花と緑の都市モデル地区整備事業を,20都市(うち61年度新規8都市)において、水緑都市モデル地区整備事業を3都市において実施する。
? 学校環境緑化促進事業を実施する。
? 国民の国土緑化思想の高揚を図り、国民参加による森林づくり等を推進するため、全国植樹祭等の開催,みどりの少年団の育成,緑化技術の開発を行うモデル緑化パイロット事業,都市近郊緑化推進モデル事業等に助成するほか、分収林制度等を活用した森林づくり、森林学習体験の場の整備等を推進する森林空間総合利用促進対策事業に新たに助成する。
 また、緑化強調期間等を設定し,緑化活動や緑の羽根募金運動等を全国的に展開する。
? 工場立地法に基づく指導,通商産業大臣表彰,日本開発銀行等からの融資グリーンマーク制度等を実施する。
? 春季における都市緑化推進運動(4月〜6月)、都市緑化月間(10月)等を実施するほか札幌市、熊本市において全国都市緑化フェアを開催する。
 また、緑の相談所の整備、(財)都市緑化基金及び地方都市緑化基金の拡充等を推進する。
? 都市公園の中の住民等の参加・協力による「まちの森づくり」、「ふるさとの森づくり」を推進するほか「さくらの園」の整備を推進する。

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