3 技術開発及び調査研究
60年度には、下水道事業調査費7億3,500万円をもって、下水処理施設及び管路施設の合理的設計法、下水汚泥の処理処分法、下水の高度処理と再利用、下水道施設の省資源・省エネルギー化、首都圏等における下水汚泥広域処理処分計画、小規模処理システム、下水汚泥の建設資材化等に関する調査、下水道基本計画の合理化に関する調査を継続して実施する。
また、新たに建設技術研究開発経費1億303万円をもって、窒素・リンの除去率の大幅向上、従来の処理システムの能力増強、重金属などの物質を除いた肥料・家畜飼料等の生産技術の確立等を目標とした、バイオテクノロジーを活用した新排水処理システムの開発に着手することとしている。