今後の環境行政を長期的、総合的視点に立って計画的に推進するため、環境庁では、21世紀に向け長期的視野に立った環境保全の新たな指針となるべき環境保全長期構想策定のための作業を進めることとしている。この環境保全長期構想では、75年(西暦2000年)を展望しつつ概ね10年間程度を対象として、環境問題の変化の動向や予想される経済社会情勢の変化に対応した今後の広範な環境行政の基本的な方向及びその実現のための方策を明らかにすることとしている。