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第5節 

3 騒音・振動防止技術の開発

 日本国有鉄道は、音源対策及び振動源対策をより効果的に実施するため、防音及び防振のための技術開発を計画的に推進している。
 昭和59年度は、新幹線鉄道騒音を音源において更に低減させるため、引き続きパンタグラフの改良及びレール頭頂面管理の研究等を実施している。また、東海道新幹線の名古屋地区において、ラムダ型防音壁等の各種対策の総合的な効果を検討するための試験区間の工事を実施した。なお、パンタグラフの半減化については、東北新幹線のスピードアップに合わせて実用化された。

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