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第1節 

1 下水道事業

 我が国の下水道の整備状況は、昭和58年度末総人口普及率が約33%(見込み)と欧米先進諸国に比べ著しく立ち遅れている。
 また、公共用水域の水質については、閉鎖性水域を中心に依然として汚濁の著しい水域が相当程度みられる。
 このため、59年度は第5次下水道整備五箇年計画の第4年度として、総業事業費1兆4,741億2,100万円をもって、公共下水道(継続785か所、新規39か所)、流域下水道(継続81か所、新規3か所)、都市下水路(継続825か所、新規93か所)、特定公共下水道(継続4か所)及び特定環境保全公共下水道(継続85か所、新規10か所)の事業を推進することとしている。
 また、59年度より新たに、湖沼等閉鎖性水域における水質保全対策の一環として、湖沼等に流入する既存の水路の汚水を下水道にとりこみ、既存の下水道施設の余裕を有効に利用して雑排水を処理する雑排水対策緊急モデル事業を実施することとしている。更に、住民と清らかな水との結びつきを深めることを目標とした都市作りを下水道の整備を通じて進める「カムバックアクアトピア構想」を59年度より実施することとしている。

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