1 河川等の浄化対策
58年度は、事業費73億7,400万円(うち直轄事業費37億1,100万円、補助事業費36億6,300万円)で直轄事業として多摩川、霞ケ浦等18河川の浄化事業を継続施行し、新たに番匠川から中川中江川への導水事業に着手する計画である。
また、補助事業としては東京地区(隅田川等)、大阪地区(神崎川等)、諏訪地区(諏訪湖)等56地区を継続施行し、新たに印旛沼に流入する河川及び寛政川の浄化に着手する計画である。
また、河川の流況改善については、建設省所管のダム建設事業として継続事業実施中の277事業に新たに16事業を加えて、合計293事業を実施し、積極的に流況の改善を図ることにより、利水者の取水の安定化及び水質の保全に努めることとしている。
さらに、既設ダム貯水池の機能を保全するため、淀川・室生ダム等3ダムにおいて水質保全事業の事業化のため貯水池曝気のパイロット実験を行う。