4 社会教育施設の整備
少年自然の家
少年自然の家は、少年(小・中学校の児童・生徒)を自然に親しませ、自然の中で団体宿泊訓練を通じてその情操や社会性を豊かにし、心身を鍛練し、もって健全な少年の育成を図ることを目的とする社会教育施設である。
特に学校教育活動と社会教育活動との連携を具体的に進める上で重要な役割を有する施設であり、家庭や学校では得がたい体験を得させ、豊かな人間形成を図る上で大きな役割を果たしている。
57年度は、公立少年自然の家9か所の建設事業に対して補助金を交付した。
国立少年自然の家については、57年度において国立吉備少年自然の家を設置し、また国立第8少年自然の家(仮称)(富山県)の設立準備室を設置するとともに国立第9少年自然の家(仮称)(福井県)以降の施設整備等を推進した。