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第3節 

3 自然公園における施設整備

 国立公園及び国定公園の適正な利用を図るため、公共施設が年々整備されてきたが、公園利用者の増加等によって一部地区においては過剰利用、自然の荒廃などの弊害が見られる。この現状を改善するため、57年度においては、243か所の公園利用拠点を整備した。特に次に掲げる施設の整備に重点を置いた。
? 利用者の安全確保を図るための施設及び利用上危険性のある老朽化施設の改修
? 自然公園の利用の促進に役立つとともに、過剰利用の解消に役立つ歩道、園地、野営場及び駐車場等
? 自然の正しい理解や自然保護の啓発に役立つ博物展示施設及び自然研究路等
? その他、優れた自然景観の保護、保全と円滑な利用に役立つ園地及び歩道

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